撮り記・食い記

写真を撮ったり、美味しいモノを食べたり、キャンプや車中泊をしたり、日常の日記的記録です。時々ゲーム・サッカー。

タグ:雲海

僕にとっては必要のないもの。

前日は台風10号がたっぷりと地面を濡らした君津市。夜→朝日写真撮影の地は災害が起きていた外房へは行かずに鹿野山九十九谷展望公園と決め、前日から車中泊で泊まり込んでいた。ここには広い駐車場がある。濡れた地面からは霧が出ることを期待していた。
SCWによると夜中の2時頃から1時間ぐらいはかすかに雲が晴れそうな予報となっていた。
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夜中の3時。カメラと三脚を構えている人は僕を含めて2人。霧は出ているが、風で早く流れる雲が星を隠してなかなか絵にならなかった。特に天の川側は雲が分厚い。
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そんな中、40枚夜空を撮った内、6枚だけかろうじて雲間から星々が見える写真があったのでスタック。朝方3時40分ぐらいには、もう冬の星座の代表格オリオン座が空へと上がってきていた。地上は予想通り霧の発生。しかし、出過ぎ感もある。カラフルな街明かりが下から霧を照らすのはここ鹿野山の特徴だ。悪条件下で、まあまあな写真を撮れたのではないだろうか。
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夜明け前。分厚い雲と濃い霧が全てを覆い尽くしている。夜と違って照らす光がないので絵にはならない。この頃にはカメラマンは5人ぐらい。ご家族やカップルで日の出見学が4組ぐらいに人出は増えていた。マスク着用の写真撮影となっていた。
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日の出は駐車場の真横から。この場所での夏の日の出は絵にならないことが分かった。
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そこでカメラを反対側に向けて、これぞ九十九谷の名の所以という感じの山谷の連続風景を撮ってみた。日の出後の一瞬の側光時の写真である。山々や樹々が立体的になる瞬間である。霧も薄っすら残って登山感も少し出たかな?それにしても闇が明けると目に入ってくる多くのゴルフ場。この写真はそのゴルフ場を画角内に入れないように避けた結果の構図である。山が丸ハゲしているように見えるゴルフ場は本当にこんなに多い数量が必要なのだろうか。日本を上から見た時にいつも思うことである。
これにて撮影は終了。このまま君津市への仕事へと向かったのであった。
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本日の相棒。海ほたるPAにて。
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梅雨時の被写体。

この週末は土曜日が雨で日曜日の朝方まで降り続ける予報だった。その雨のやむ時に出る霧や雲海の写真撮影をしようと湘南平待ち、弘法山待ち、菜の花台待ち、箱根待ちの中から今日はヤビツ峠の菜の花台で待つことにしてみた。
道中の山道はいたるところで霧が出現していて、雨はしとしとと降っていた。
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3時に菜の花台に着くと、辺りは霧と雲の中。もう少し開けて来ないと絵にならない。車は常時2~3台ぐらいが出たり入ったりしている感じだった。
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ちょっと日の出30分前まで車中で寝るとしよう。
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今日の日の出は4時半なので4時に撮影開始。すでに雨はやんでいたが、強風で樹々が揺れていた。ん~、風で流れてしまって雲が雲海状にならない。全天も雲に覆われているので日の出の太陽すら期待できない。
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それでもパチリ。薄い雲だが、夜明けの街の灯りもまだ残っていたのでアクセントとなった。風で森が揺れ、雲が流れていく。雨上がりの山上とはこんなものなのだろうか。日の出のオレンジの光を若干捉えたので、青い大地とのコントラストが少しだけ幻想的になっただろうか。雨の日は雨上がりにも注意していこう。
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9時まで車で寝ていたら、ちょっとお腹が空いてきたのでコーンスープを朝食に。この時間では雲が残っているが完全に晴れ間が出てきている。そして向こうに見える箱根山塊には明け方からずっーと雲が乗っている。今日は箱根待ちが正解だったかもしれない。あー、早く他県への外出ができるようにならないものか。被写体の天気に関する選択肢が増えるのに…
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げっ、ここにもヤマビルが出るのか!そりゃ丹沢山塊だもんな。気をつけよう。
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さて、外飯を作って食べたいなと思い、ヤビツ峠から小田原の酒匂海岸駐車場に向かった。テーブルを出して調理もできる砂浜駐車場だからだ。ところが、この駐車場には出入り口までびっしりと車が停まっていて駐車ができなかった。駐車場で70人ぐらいの大人たちが集まって何やらの集会をやっていたのだ。ん~、僕にとっては迷惑きわまりない。密を避けたい人や釣り人たちのために集まりはやめてほしかったな~というささやかな希望。
なので、踵を返して平塚市の金目川の河原に向かってみた。ここも休日はとんでもない数の車やテントがあってアウトドアレジャーをみなが楽しんでいる場所だ。
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今日は幸いスキスキな状態だった。早速パスタを茹で始めた。クッカーを新調したので初めてパスタを長いまんま茹でることが可能となった。今までのメスティンでは麺を半分に折らないと入らなかったから。タフまるに風防を立てれば強い風でも火が揺れない。
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今日はキューピー・あえるパスタソース たらこ。これも何かのテレビ番組でプロが使っていたので、購入をしておいた。
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出来上がり~。鍋が大きければ、お皿もでかくなった。食べやすい。そしてキューピー・あえるパスタソース たらこが実に美味かった。ごちそうさまでした!
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「OGC ハンギングセット フック」も大活躍だ。こいつらを置く場所に困ってたんだよね~
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帰宅後の晩ご飯は春巻きでした。とうもろこしも甘くて美味いし、食べ物にも夏がやってきますね。
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本日の相棒。オールシーズンタイヤ売り場の前にて。でも本格的な雪道にはスタッドレスと教えられた。安全を考えてそうしよう。
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寝袋が必要な季節。

山梨県の西沢渓谷での写真撮影旅を終え、次は埼玉県皆野町にある秩父 華厳の滝へと向かった。今日からライトアップが始まるという情報がホームページに書いてあった。
滝に向かう途中、最後のT字路まで看板がなかったので少し不安であったが、現場ではちゃんとライトアップを行っていた。無料の駐車場から少し歩くと、このような坂道になる。
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正式な順路は左に降りてからまた坂道に上がっていく感じで用意されている。
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そしてここはこれ以上上がれない、上がってはいけない一番上の滝を見下ろすポイント。紅葉はまだまだな感じ。ライトアップは滝と周りの樹々の露出差が激しくて、撮影が難しい。
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そして難しい割には美しく撮れない。暗闇の中の一点の光を表現したかったが、ただ撮っただけの写真となった。しかも構図が限られるので、こんなもんかな。
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帰り道にちょっと面白いポイントを見付けた。長いレンズで狙えば正面の全景が撮れそうだ。
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こんな感じ。100mmぐらいの焦点距離。全部で4段からなる滝ということが分かる。ちょっと恐ろしい幽玄な滝写りとなった。
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秩父 華厳の滝の後は深夜に出る雲海写真を狙いに美の山公園に向かった。展望台が3個あってこれは真ん中の展望台。日の出はこの山側から見ることができる。価値があるかどうかは別として。
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こちらは一番奥の展望台。夕日が見れる。そして雲海もこちらと入口側の第1展望台の両方から見れるだろう。この奥の展望台の道路の向こう側の斜面なんかも面白い絵が撮れそうだ。
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腹ごしらえも兼ねて雲海が出るのを待つ。まずはパスタソースを温める。
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次にパスタをメスティンで茹でる。お塩少々。この間は保冷袋に温めたソースを入れておく。
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茹で上がったパスタにソースをかけて完成だ。産まれて初めて。僕でもパスタを作ることができた。
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次はおでんのハーフを温めていただく。ここで雨が降ってきた。雲海発生の条件としてはなかなか良い感じとなってきた。
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そこで、車中に入って一献。僕のリビングのようだ。
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急に寒くなってきたので、寝袋で寝て1時間ごと雲海チェック。結局朝の3時まで出現せず。寒さが足りなかったか!
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予想外に充実。

今日はほとんどロケハンに従事するはずで達磨山近辺に来てみたが、今日この日に案外良い景色に多く出会えて、じっくり写真撮影をしてしまったので、その記録を。

まずは戸田駐車場に到着。休日なので満車かと思っていたけど、車は1日中出たり入ったりしていて1台ぐらいならいつでも停められそうな雰囲気を持っていた。
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遠くに戸田港を見ながらカップの富士宮焼きそばをいただく。外で食べれば何でも美味しく感じるのはなぜだろうか。
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戸田駐車場には達磨山への登山口がある。500mと書いてあるのでめちゃめちゃ暑いけど、登ってみた。
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頂上までは木の階段が用意されていて、初心者でも登りやすい。夜間でも雪がっても登りやすいのではないだろうか。
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登山道の後ろを振り返るとこんな感じ。生えている植物はほとんど熊笹で、見通しが良い。
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頂上は360度の眺望で、戸田港から天城山塊まで見える素晴らしいものだった。大きなラジコン飛行機を飛ばして楽しんでいるおじさんが二人いた。
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戸田港側は雲が少なく、空の青と植物の緑が夏らしい。
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カメラを南側に少し振ると、草原を走る西伊豆スカイラインが見える。
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今日のこちら側は雲が多く、道路の方まで雲が流れてきた。雪景色を見てみたくなる。
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登山者が少なければ、このように登山道からもワインディングロードを撮影することもできる。
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戸田駐車場から西伊豆スカイラインを少し南に下って、土肥駐車場に来てみた。ここもかなり広い駐車場だ。
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西側は遠くに海が見えるのだが、この日は雲に囲まれていて、流れる雲の隙間からしか臨めなかった。それでも蠢く雲の様相が撮れているのではないだろうか。
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そしてまた戸田駐車場に戻ってきた時には雲の中。これは撮影チャンスに違いない。
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虻と一緒に待ちましょう。
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夕刻の雲海の中。雲海感と遠くの戸田港がうっすらでも見えるという条件のショット。約200ショットぐらい撮った中の1つ。夕日のオレンジに染まる雲海が非日常感を醸し出す。
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日没時には雲はすっかり消えていた。戸田港の向こうに太陽が沈みます。人は出入りが多く、瞬間的にはほとんどいない。しかし、ドローンを操縦していたおじいさんだけは話しかけてくる。「写真はもうどれぐらいやってるの?」。ん~、僕的にはシャッターチャンス時にはあまり会話をしたくないのだが…。
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夕日に照らさされている雲と熊笹が美しい。港の海にポッカリ浮かんだ雲が流れていくのをボーッと見ているのもオツなものだ。
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日が沈んだらだるま山高原レストハウスに移動。まだ残照のある時間帯には富士山のシルエットが見えていた。このレストハウスはレストラン・ロッジ・トイレ・自販機・展望場所を持つ広い駐車場だ。夜を過ごすのにはもってこいの場所と言える。
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まずは腹ごしらえ。標高は900mぐらいだろうか。日が沈むともう山は寒い。メスティンでコトコト温めるローソンの袋おでんと焼酎が美味い。星空を眺めながらの夕飯となった。
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自販機は3台あったのだが、お水だけが全て売り切れとなっていた!やばい!明日の朝食とコーヒーの水がない。こんな事態は予測できず、自販機さえあれば水でも何でも飲料は手に入るという都会病にかかっていた。そこで思い出した!必要な水はクーラーボックスの溶けたブロックアイスから注げば良いのだと。使えるものは全て使おう。
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さてここからは富士山は北向きに見える。なので北極星を中心とする円形の星の光跡を撮る練習をしてみた。本番はやはり富士山の冠雪後だろう。この写真を撮っている21時から0時の3時間の間にはカップルを中心とした訪問者が多数ある。が、撮影可能な場所は広いので、椅子を持参すればお酒を飲みながらじっくり撮れる。
この日は雲が多くて肉眼では富士山が見えていなかったので、撮影終了時には本当に練習ラウンドで敗北感があった。光跡撮影は15秒の約250ショット。この中の10枚に雲から顔を出している富士山のシルエットが奇跡的に写っていた。次回の課題は富士山を大きく構図して、どこまで北極星を配置できるかどうか。さて車中で仮眠に入るか。
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朝は再び戸田駐車場へ。伽藍山への登山道から朝日を撮る。着いた時は雲海が充満していて何も見えなかったが、雲海の切れ目から富士山が見えるではないですか!
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達磨山を境にして富士山と日の出!素晴らしい景色だが、これはiPhoneの広角撮影。この日の太陽の位置では僕の17mmレンズでも両方を同じ画角に捉えることはできなかった。太陽は5月ぐらいが一番富士山に近づくので、リベンジはありですね。
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若干ミスティーな山肌。達磨山のワインディングロードを境にブルーとオレンジの2つの世界。僕の車はちょっと消えてもらいました。西伊豆よ、素晴らしい朝をありがとう~!
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本日の相棒。再び戻っただるま山高原レストハウスにて。カップ飯が簡単で美味い。
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この達磨山近辺はオールシーズンで被写体がある素晴らしい場所だということを認識できた。これ以降の狙いは積雪時。車の安全に注意して来てみたい。そして次のロケハンは金冠山。秋にでも来てみることにしよう。紅葉があるかどうか…。

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安全が一番。

昨晩は静岡県の清水区にもちゃんと雨が降ったようだ。今日はあらかじめロケハンをしておいたおかかえ茶園かねぶん 吉原一本杉広場への雲海撮影に行く。場所は清水区の善原寺を目指して行き、お寺を左側に登っていくとほぼ一本道の茶畑の農道となる。そこを上がっていけば着けるのだが。
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夜の狭い道のクルマでのすれ違いが恐ろしかったので、僕はおそらく誰もいないであろう2時到着を目標に出発をしたが、途中の撮影スポットを含めてすでに多くのカメラマンが到着していた。前日の降雨での雲海出現をみな期待しているに違いない。そして、道路が濡れていた。僕はスタッドレスを装着していたので、途中2箇所で急な坂・路面湿潤・カラ松の葉が大量に落ちているなどの条件で、スリップ発生。少しバックで戻って勢いをつけるとか、タイヤの焦げるような臭いがするまでアクセルを踏み続けるとか、何とか事故なく到着することができた。

現地ではすでにクルマは5台、常連の方が撮影に影響のないぐらいでライティングを行っていたり、焚き火をされていた。
雲海が出ているのは確認。しかし雲で隠れていて富士山がまだ見えない。僕は雲海が画面の面積的に一番多く写りそうな広場の一番右に三脚をセットして、しばらく仮眠をとったりしていた。30分に1回起きて、富士山の出現確認を行いながら。そうこうしていると、多くの人がやって来て、次々と三脚を立てていくのが分かった。

4時半ぐらいだろうか。富士山がついに姿を現した。
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雲海の下には新東名高速道路が走っているので、その光などを受けて、雲海はピンク色に光蠢いている。その向こうに霞んだ富士山、だが冠雪部はしっかりと分かる。雲間からの星も綺麗である。ロケハンどおりに右端に樹を入れて半フレーム構図で。初めて見る景色に僕は少し興奮ぎみであった。
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夜が明けると広場はこんな感じ。お隣りの常連さんがいろいろ吉原について教えてくれたが、今日は休み中ということもあって過去最高の人出だという。
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空も少し赤らんできた。三脚の数も多く、ビッシリと並んでいる。
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下の段にも降りられる道がついているので、そこでもカメラを構えた人が…。
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日の出後の僕がとらえた最も色鮮かやなこの日の景色。右手から太陽が出るので、富士山の右側がほんのり紅富士となった。雲海には日が当たっていないので、紫色で動いている。年の瀬にザ・ニッポンの風景が見れて嬉しかった。この写真は雲海の動きがよく見える(コントラストがはっきりした写真)を2枚ほどブレンドしている。
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手前に茶畑を入れるには広場の左側で撮れば良いようだ。しかし、森で雲海の左側は隠れてしまうが。
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昨晩の路面スリップで愛車もドロドロになっていた。無事に上がってこれて良かった。帰りはほぼ一斉に下りとなるので、あまりすれ違いには気を使わなくても良さそうだ。
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さて、絶景を見ながらの朝食だ。メスティンでお湯を沸かして金ちゃんヌードルとカミさん製チーズパン。食後は熱いコーヒーを富士山を見ながらすする。我ながら、贅沢な時間の過ごし方かと思った。
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最後に相棒とパチリとして、帰宅の途についた。しかし、常連さんがいて、たくさんの人数のカメラマンが集まる場所での撮影はやっぱり苦手だと感じた。しゃべりに気を使わねばならないのは、しゃべりが苦手な僕には辛いのである。
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帰宅後のお昼ごはんは年越しそば!さらに、スーパーのものだけど、お寿司付き!ごちそうさまでした!幸せの連続。ごちそうさまでした!
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お茶のパン?カミさんが僕の実家に持っていくとかで何やら、また作っている。
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晩ご飯は牛すじのビーフシチュー。パンに付けたり、オムレツにかけたり。赤ワインをしこたまいただいた。ごちそうさまでした!日の出前からの行動と酔っ払いで、紅白歌合戦もガキ使もあまり見れずにウトウト。知らぬ間に2020年への年は明けていた!
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