撮り記・食い記

写真を撮ったり、美味しいモノを食べたり、キャンプや車中泊をしたり、日常の日記的記録です。時々ゲーム・サッカー。

タグ:車中泊

人智を超える?!

4月の新月期約1週間後、朝方には天の川撮影チャンスがあります。このSCWの雲なし予報を見てください。前日の出発20時です。関東のより北部が良さそうかと、三浦半島でなく丹沢湖を選択しました。
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Windyも完璧な雲なし予報ですね。
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軽くロケハンです。まずはここ。
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湖と山、道路の灯りでしょうか。
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いいですねぇ。天の川出ます。
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次はここ、ヘイロク沢の滝辺りです。
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河口があって絵にアクセントが出ます。
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天の川が絡みますねぇ。
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そして本命はここ。大仏大橋のたもとです。
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このような、もろ湖という風景に…
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天の川がかかります。
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しかし、しかし、千代の沢駐車場で車中泊をした午前2時15分の空の写真。え?!星が3粒しか見えないじゃん!
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この時点でのSCW。雲ないじゃん。
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Windy予報。雲ないじゃん。狐につつまれたような不思議な写真撮影失敗の日でした。自然相手の趣味は難しいですね。①岩海岸 ②八ヶ岳自然文化園 ③元箱根 ④高萩市 ⑤丹沢湖、出発前と雲予想が違って作品が撮れなかったことはこれで5回連続となりました。5月の新月期が怖いです。
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唯一の救い。朝食のカミさん製のパン。美味かった~。ごちそうさまでした!このパンを食いに丹沢湖に来たようなものでした。
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実はなかなかの撮れ高。

3月18日の首都圏は雨。そして長野県北部、山梨県境は降雪の予報が出ています(黄色の線で囲まれている地域)。
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長野県の原村はWeathernewsによると17時まで降雪。その後0度なので朝まで溶けないはず。降雪後のSCWは雲がないので上手くいけば新月期故に雪原&八ヶ岳&天の川が撮影できるのではないだろうか。と風景写真撮影に出撃しました。
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しかしYahoo!天気だけは当日まで降雪予報がありませんでした。気になる要因です。
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平塚からは圏央道→中央道コースです。厚木PAでカミさん製ウインナーロールで朝食をとりました。ごちそうさまでした!
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まず到着したのは八ヶ岳自然文化園。小淵沢インターからは冬タイヤ規制になっていましたが、インター自体では雪はなし。標高を上げていくと、富士見高原スキー場辺りからチラホラ降雪。八ヶ岳自然文化園ではかなり雪が降っていました。ここまでは予想通りです。八ヶ岳を東に臨むこの地域で天の川&八ヶ岳を撮りたいと思います。
こちらのスタッフさんに文化園の駐車場が24時間開いているかどうかを訪ねました。結論はNOで、レストランの営業終了とともに閉鎖されるようです。僕が夜中の3時ぐらいに星を撮りたいことなどを嫌がらずに懇切丁寧に聞いてくれました。八ヶ岳の見える方向なども教えてくれました。ありがとうございます。そしてまるやち湖の駐車場なら24時間開放されていることを教えてもらいました。
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肝心のまるやち湖駐車場の写真を撮るのを忘れましたが、数十台停められるほどの広いスペースです。トイレは冬期閉鎖で使用できませんでした。ここで長靴に履き替えてロケハンを開始です。
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外気温は0度。
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辺りはかなり雪が降っています。逆に降りすぎて車で動けなくなるのが怖い感じでした。iPhoneでも降下中の雪がかなり写っていましたので…
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レンズ交換式ミラーレスでも傘をさしながら手持ちで1枚パチリ。人里離れた湖にしんしんと静かに雪が降る感じが伝われば良いかと思います。
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その後は八ヶ岳自然文化園内のロケハンを行い八ケ岳中央農業実践大学校の辺りに行ってみました。おおっ雪の中で牛たちが食事をしています。なかなか見ることのできない光景です。これも傘をさしながらパチリといきましょう。
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まずは僕を見つめる牛。自然の中で生きていく生の動物の表情かつ可愛らしい瞳の情景が伝われば良いなと思いました。
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そしてこちらは食事中の牛さんたち。「何か用?」という感じでこちらを見ています。ポーズと白黒の身体の色がミラーリングしています。線対称?色対称?な1枚に仕上がりました。
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牧場の後はランチ→蓼科花ファクトリー ペットと入れるお店付近:雪なし→Aコープ ファーマーズピア みどり店で食料仕入れ→中京大学蓼科セミナーハウス マウントビュー蓼科付近:雪深くて車が壊れるかと思った→八ヶ岳中央農業実践大学校 八ヶ岳農場直売所周辺:天の川撮影スポットを2ヶ所発見→八ケ岳山荘:車中泊はできそうにない→ということでやはりトイレがある安心感で「道の駅 こぶちさわ」で車中泊をすることにしました。
ここまでくると雪はもう一切降っていませんし、積雪もありません。世間は春です。ここは温泉施設や工房体験などいろんな遊べる施設がある広い道の駅です。
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今日の晩ご飯はいなばの肉カレーです。
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完全に車内調理ができるカレーは車中泊の味方です。
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僕も人のことはあまり言えませんが、道の駅にテントか…
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さて3月19日の1時に起床したら、何とびっくり。道の駅 こぶちさわでは星が一つも確認できないぐらい曇ってます。えっ?雪の後は真っ黒(雲がない)の予報をしてたSCWを恐る恐る覗いてみると…そんない変わるんかい!!!というぐらい曇天に移行してました。
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とにかく行ってみないと分かりません。八ヶ岳中央農業実践大学校 八ヶ岳農場直売所周辺へGOです。…が、車の窓ガラスは完全に凍結状態。
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ふふっ。これこれ。ついに登場の解氷スプレー。買っておいて良かった!効果は抜群で、すぐに溶けてすぐに出発することができました。
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到着した牧場の夜空も全天を覆う厚い雲。ああ。
そして到着時点でガツッガツッ、ドドッという獣の足音が車内まで聞こえてきました。どうやら夜の牧場は鹿たちの運動場なのか餌場なのか…車を降りて懐中電灯を照らしてみると奥の林の下側には光る眼が100個ぐらいで僕を注視していました。ちょと怖いなと車に逃げ帰ったのですが、こんな光景を写真に納めることができればいいなと、念のため車を盾にしながらEOS Rを準備していたら撮影段階では光る眼は6個ぐらいに減っていました。安全か挑戦か難しい選択ですが、チャンスを逃したのは間違いありません。
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5時には雲がなくなる予想でしたので、仮眠をとりつつ4時に早まるなら星撮りチャンスがあると車で仮眠をとりました。
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外気温は-3度でした。なかなか寝れんな…
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5時時点の牧場です。この景色ならまるやち湖の方がいいかなと思って、移動してみました。完全な勘です。
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夜明け前のまるやち湖駐車場にて。ここから活動的になります。気になる霧氷樹が2方向に。この通り、駐車場は広いです。
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樹に着いた霧氷が色を識別させるように、ただただ迷路のような枝状態を暗闇から青白く誇示してきました。
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こちらはより氷なように見えました。その氷さとはハンマーで叩けばパリンと樹ごと割れてしまうかのような繊細さです。
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まるやち湖からは八ヶ岳のリフレクションがよく撮られていますが、この時は湖面が風で若干揺れていましたので別の切り取り世界を。霧氷と降雪した八ヶ岳です。望遠レンズで覗いてみると、そこには真っ白な山と樹の世界が見えてきました。八ヶ岳の山容は良くないですが…原村の八ヶ岳を記録にしています。
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湖畔の白樺も綺麗でした。より平面的に、印象的に、日本画的に、の表現のつもりです。
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この後は八ヶ岳自然文化園内をひととおり歩いてみました。ですが、文化園なので木並は人工的で、かつ着雪が思ったより弱く、木肌が見えている部分が多かったように思えます。の中でこれは良いのでは?と思える1枚。ほぼモノクロームの世界の中で半球の大樹が白い花を咲かせていました。バックを含めた全体が着雪していてふわっとした雪の世界を見ることができたのではないでしょうか。
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まるやち湖の駐車場に戻ってきた時には太陽が出ていました。
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太陽が直接レンズに入らなくなる時間帯を見計らって撮った1枚です。まるやち湖は黄金の気嵐、手前の文化園は霧氷、奥手の八ヶ岳は雪化粧。春の山麓雪景色の詰め合わせが撮れたのではないでしょうか。天の川が撮れなかったのは残念ですが、眼と心の保養となりました。
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僕お決まりの朝食。前日に炊いたご飯を残しておいてのお茶漬けです。八ヶ岳レストランでいただくお茶漬けはめちゃ美味しいです。
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そしてこのスタッドレスは4年前に購入したものでゴムの劣化で今年が最後です。最後の最後で雪路旅が一緒にできて良かったです。こいつとの思い出も沢山ありますね~。さて、平塚に帰りますか。
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風…寒さ…

小戸海岸での風景写真撮影を終えて、夜明け前の夏の天の川撮影までの間、道の駅 ちくら・潮風王国での車中泊です。
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次男の彼女からいただいたお土産の謎のとり天せんべいをおつまみにやる焼酎は至高の休息と美味しさを与えてくれます。
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しかし冬には肝心の寝袋を忘れてしまったので、Jリーグ開幕当時の横浜マリノス毛布で寒さを凌ぎます。Fがまだ付いていませんね。それでも寒くて2時間30分しか寝れませんでした。地球に申し訳ないのですが、運転席でアイドリングをして過ごしたりして出発時間を待ちました。反省です。
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千倉のUMInoTERRACE VILLAの近くに車を停めて基地とします。反対側は温泉民宿しあわせ荘の駐車場ですので駐車はできません。この辺りの海側の岩礁が「屏風岩」と呼ばれる景色の地です。
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堤防にカメラを乗せての撮影です。蠍座が写っています。
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お帰りなさい、夏の天の川!点々と続く岩の群れが横たわった半分の天の川宇宙に続いていきます。この景色を撮りたかったのです。ここは道路脇の歩道からも見れるので難易度は低く天の川が見れる場所だと思います。ただし、主に東向きですので水平線近くのものしか見れないと思います。この日は画面左側中ほど、天の川の先の方に流れ星がたくさん見えていました。この場所は背後からの街灯の影響でカメラの影が画角に入ります。この写真は影を消しています。
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影が入らない場所、少し左側の堤防に移動をしました。フィルターを変更したりするために踏み台とする石も移動をさせています。
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この頃には大分昇っていますね。マゼンタや緑の部分も感じられます。画面右上に赤い彗星ではなく赤い流星が流れています。これで満足かな~とは思いましたが、日の出まではまだ時間があります。気合を入れて磯に降り立ってみようと思いました。
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今宵は気象条件が良いです。この時間になると天の川が肉眼でも見えて、iPhoneのナイトモード(10秒)でも写っています。将来はiPhoneで天の川をしっかり写すことができるようになるでしょう。そうすればみんなの思い出がたくさん残っていきますもんね。
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海の中に立っている感じで自然との一体感を表してみました。天の川はせっかくなのでゴリゴリな色に仕上げてみました。流星は天の川を突き刺すど真ん中、画面右上の細長いもの。今日は流星祭りでした!
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ここで日の出まで休憩。お腹がすきました。寒空の下で食べるカップラーメンが美味しいんですよね~!
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さて日の出の時間近くになってきました。日の出40分前ぐらいからの時間が僕は大好きです。光りすぎない空のグラデーションはたまりません。が、SNSではこの時間の写真はいいね!が伸びません。みなさまピッカリ太陽がお好きなようです。
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撮れた写真はこちら。一瞬の紫を逃しませんでした。空へと続く岩の大群、空を写すゆっくりと動く海面、青からオレンジへの空のグラデーション。2日間の外活を癒やしてくれる光景です。しかし、ここでタイムアウト!僕はお腹が緩いので大きい方をもよおしてしまいました。ここにはトイレはありません。
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急いで道の駅 ちくら・潮風王国に逆戻りしました。トイレから出た時の日の出は暖かく綺麗で、生物には太陽が必要なことをしみじみ感じさせてくれます。
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前日のお昼ご飯の時に炊いたご飯の残りで朝食のお茶漬けです。太陽とともに心も身体も暖まります。寝袋がなかった寒さのせいで、もう家に帰りたくてたまらなくなっています。
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ということで金谷の9時20分発東京湾フェリーには1番のりでした。今回の千葉撮影行は撮れ高抜群でしたが、生活環境が良くなかったので、ああ、早く帰りたい!
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フェリーのアナウンスによって潜水艦を初めて見ることができました。
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久里浜カインズではたぬきの大抽選会 春は4等の10ポイントでした。
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冷たさとの戦い。

今日は日没後しばらくして東の空からオリオン座が昇ってくるので、東側に富士山を仰ぐ「朝霧ジャンボリー オートキャンプ場」でソロキャンプを行います。こちらのキャンプ場はシーズンにもよりますが、チェックインが8時でチェックアウトが翌日16時と長い間滞在できるのが特徴でしょう。
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ゴルフ場近くのクラブハウスで受け付けを済ませます。オフシーズンの売店もこちらになります。
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朝霧アリーナ 第2駐車場の反対側を入っていきます。
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僕は8時という早すぎる時間にチェックインしてしまったので、ほぼ全サイトにまだ昨日の宿泊者が残っていました。僕は写真撮影をするのが目的なので、どのように富士山が見えるのか全サイトを見て周りました。風景写真として富士山との間にキャンパーが写らないという条件では下記の5ヶ所と僕が宿泊を行った場所かと思います。
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①Iサイトの一番北側。
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②Mサイトのプレミアムサイトとの境。
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③プレミアムサイト。
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④Nサイトの南東側
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⑤Nサイトの道路北側。
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上記サイトは全て埋まっていましたので、僕はこの広い広場のサイトを選びました。
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隣りの黒い車の後ろの堤に上がれば…
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富士山へと続く道の構図が正面から狙えます。
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20時30分ぐらいが富士山の稜線に合わせて天の川が斜めに傾く感じです。SCWでもこの時間は雲がない予想です。
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広場サイトの水道です。飲料水としても使用できるので、持ってきた2リットルのペットボトルを使うことなく料理ができました。
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トイレはウォシュレットこそありませんが、水洗トイレ完備でした。
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場所が大体決まったので、早速お酒を飲みましょう。カルビを焼いてつまみとします。
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正面に富士山を見ながらの焼肉です。富士山レストランのオープンです。この焼肉が美味かった!
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お肉を食べた後はパスタをいただきましょう。今日はREGALOの蟹トマトクリームの魅惑ソースです。
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バナメイえびをボイルして、
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セブン-イレブンの冷凍ほうれん草に若干火を通して、
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麺を茹でます。
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できあがりです。が、失敗しました。今日は太陽が出ているのですが風が冷たくて、完成したとたんに全てが冷たくなってしまいました。う~ん、美味しくない…
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キャンプ場のいたるところに猫がいます。動物たちも残り物を拾おうと必死でした。
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富士山側からの堤に登れば反対側は毛無山です。時間があれば星の光跡と毛無山のコラボも撮ってみたいですね。
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広場サイトにも夕方がやって来て、僕を含めて4サイトだけが本日(クリスマスの日曜日)を泊まることとなっていました。お隣りの黒い車もチェックアウトしていきましたので、道路側から少し移動しての陣地づくりです。富士山が赤く染まってきました。
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望遠レンズの圧縮効果を使用して、轍の道路と富士山を近接的表現にして、富士山へと続く道を強調してみました。冠雪部全部が紅富士とならなかったのは残念ですが、赤色はこの写真のアクセントとなってくれました。
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日が暮れたので焚き火を開始しました。が、これも失敗です。冷たい風が強くなってきて炎が立たず、火が点いていても寒い状態です。やはり陣幕を買わねばいけないのでしょうか。
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気温低下と強い風でCB缶のタフまるJr.では火力が確保できず、中途半端に冷たい焼売を食べるはめになりました。
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豚塩ちゃんこ鍋も言うまでもありません。肉だけに火を通してから、ほぼ冷たい鍋をつつくことになりました。ああ、持ってきているのに…ここでOD缶の火力に頼れば良かったと気づきませんでした。
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そしてさらに悪いことは続きます。星が煌めく予定の20時10分には暗黒の雲が空を覆い尽くしてひとかけらの星も見えません。見えるからって、ここをキャンプ場に選んだのに…
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SCWもかろうじて雲なしという曖昧な雲予想に変化していました。
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21時30分まで寒空の下、空を眺めつつ待ってみました。これ以上遅くなると、オリオン座が富士山から離れてしまい、構図的にアウトになってしまう時間です。かろうじて20分ぐらいだけ星が出てくれました。何か良い行いをしたのでしょうか。
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富士山から下側は雲が絡みつく様子を見せていますが、その上は晴れてくれました。ソフトフィルタあり15秒×20枚、ノイズ除去用富士山景色×4枚を撮ったあとのノーマルフィルタ15秒×20枚撮影時は雲ばかり。富士山を小さく、思いっきり広がる冬の星空が表現できたと思います。
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この後は、焚き火を消して車中で就寝です。使い捨てカイロを6個使ってもさ、寒い…です。

翌朝はおそらく-5度の朝です。
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夜明け前です。昨日の雲は嘘のように消えていて、紫からオレンジへのグラデーションが綺麗です。が、あまりののっぺらぼうさに、ミラーレスで撮った写真はNGでした。
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では、太陽自体がきらりと出てくるのを待ちましょう。山地なので、海面の日の出時刻から遅れること約30分です。この間に朝食のお茶漬けを食べようと思っていたのですが、昨日から残しておいたご飯が凍ってしまって、急遽どん兵衛に変わりました。暖かくて良かったです。この朝に気づいています。寒冷地と風対策にはOD缶が良いことを。
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太陽が富士山の右側から昇ってきました。シャッターチャンスの到来です。
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あまりにも平坦な空の色は若干脚色しました。クロス状態の光もまあまあ上手く表現でしました。
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太陽が出てくれば、いろんな物が乾きます。お昼ご飯まで片付けの作業です。
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お昼ご飯は「ハウス スープカリーの匠 北海道産チキンの濃厚スープカレー 中辛」です。
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メスティンでご飯を炊いて、
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バナメイえびをボイルして、ほうれん草に若干火を通して、
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レトルトのスープカレーを温めるのですが、プリムスのガス缶が大きくて倒れそうです。冬の車中泊には「小」を持ってくることにしましょう。
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えびとほうれん草を入れればできあがりです。タフまるで温めながらいただきます。昨日の失敗を繰り返さないように。このハウスのスープカレーは具が大きくてとてもお勧めです。思えば、最初に食べた焼肉と最後に食べたこのスープカレーが一番美味かったですね。熱いというのは冬には大事な要素なのだと改めて思いました。
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良い休日を過ごさせていただきました。帰宅後はお仕事帰りのカミさんと食料品の買い物へ。

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朝富士。

西湖のロケハンが終わったので本日の車中泊地山中湖の平野浜に来てみました。夕日と富士山の撮影をワンチャン期待してきたのですが、裾野すら見えていません。
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SCWを見ても期待できそうにありません。しかも風が吹いています。これならば、夜の星撮影に直結できる西湖に戻って車中泊をした方が合理的なようです。
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西湖根場浜 駐車場はこのような感じですので、テーブルなどを出す訳にはいきません。
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新しいセレナでの完全車中泊は初です。準備は完了です。
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まずは昨日家で食べた鯛の刺身の昆布締めで焼酎をいただきます。この昆布締めが美味かったのです。醤油がいらないぐらい昆布の味が染み込んでいて、箸が止まりません。
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初登場のハンギングストラップ。ランタンも丈夫に吊るせる安心でカッコいい(自分で思ってる)ものです。そしてランタンも実践では初登場。GENTOSのエクスプローラーLEDランタン は上部も発光部分となっていますので、逆さに吊るしても明るいのが特徴かつ僕の好きなところです。
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昆布締めはあっという間に終わってしまったので、ハゴロモのしおやきとりの缶詰で飲みましょう。久しぶりに缶詰も良いものですね。
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では〆にいきましょう。今日はキューピーのあえるパスタソース バジルです。
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セレナ社内の後部で茹でます。換気をよくするためにどんなに寒くても窓を開けます。そして座席に燃え移らないように、そこには防火シートをかけます。
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いただきます。次はパスタの具にこだわりましょうかね。
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オリオン座が見えるころに起床してはみましたが、富士山すら何も見えない厚い雲が空を覆っています。こりゃ朝まで何も見えないかな?と再び就寝しました。
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そして朝。日の出前。ん?見えてます、富士山がハッキリ見えてます。山の日の出は遅いので先に朝ご飯を済ませようかなと車に戻って準備をしていると…
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気嵐が出ているではあ~りませんか!超急いで撮影の支度をして、定番構図でパチリ。昨日のカーブした地面を入れる構図については、そのカーブ部分に車が駐車されていましたのでNGでした。
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今朝は若干湖面が風で揺れていました。湖面の逆さ富士をより止めた画像にするには長時間露光、気嵐をカチッと止めて写すにはシャッタースピードを早く、という矛盾した状況に陥っていました。この写真はその両方の画像を合成しています。流れている時間と時間の封じ込めを同時に行えるのも写真の面白さですね。
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さ、急いで昨日ロケハンをした場所に移動です。ここの富士山はどんな姿を見せてくれるでしょうか。
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松と下草に挟まれた西湖と富士山が幻想的ですね。誰も写したことのない風景を追い求めてこれからも旅をしていきたいと思います。ま、ここは誰かは撮ってますかね。
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撮影が終われば、朝ご飯です。おにぎりにお茶漬け海苔、そこにお湯をかけてお茶漬けをいただきます。もともとそんなに朝ご飯を食べるタイプでもないですし、普通の白米もそんなに好きではないので、このお茶漬け朝食はこれからも続くでしょうね。
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朝の富士山を見ながらいただきます。さ~て、ここから千葉県の南房総市に移動しますよ!行ったことのないキャンプ場へ。ワクワク。
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