撮り記・食い記

写真を撮ったり、美味しいモノを食べたり、キャンプや車中泊をしたり、日常の日記的記録です。時々ゲーム・サッカー。

タグ:紅富士

冬らしさ。

2月10日は東京にも雪が降った日。雪がやんだ朝4時には山中湖から富士山方面が見えそうです。ということで風景写真撮影のために山中湖に向かってみました。出発時の22時ぐらいには138号線の通行止めも解除となっていて、アクセスできそうです。
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須走のローソンで食料などを調達しました。なかなかの降雪量ですね。
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ここでスノーシューに履き替えました。こちらの靴も初登場です。結果的に雪の中をガシガシ歩いても濡れない良いシューズでした。
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パノラマ台に向かってみました。道路は降雪後の降雨や賢明な除雪活動で雪は少なかったのですが、パノラマ台の駐車場の雪が多くてスタックしそうでした。ここまでダラスヴィレッジ前、茜雲入口付近、平野の浜入口付近の3ヶ所で若干スタックしたので、大人しく引き返してきました。毎年スタッドレスに変えているのはまさにこういった雪景色の写真を撮りにいくためです。
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そこで今日は山中湖きらら第2駐車場が比較的除雪されているようでしたので、ここを駐車場としました。この時まだ1時43分。すでに富士山が山容を現していました。
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すでに4人ほどが写真を撮っていました。さすがに人気の場所は人が多いです。場所は駐車場から北に出たすぐそこの砂浜と呼ばれているところです。
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まずは雪景色の全体的な景色写真。星もしっかり撮ってみました。湖面が凍っていて、その上に雪が積もっています。手前のモコモコ新雪から富士山まで雪原が続いているように見えますね。手前の湖部分では湖底が透けて見えています。静かな夜は始まりました。
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続いてちょっと歩いて被写体を探してみました。水辺のボードウォークも新雪に覆われていましたので、それをモチーフに。ちょっとぼやき。僕が先に三脚を立てて撮影しているのに一言もなしに前方に入るおじさんカメラマン。画角に入るかどうか一言だけかけてくれれば気持ち良いのに…とこんな心の狭いことを考えなければならない有名な撮影スポットはやはり好きじゃないです。
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おじさんはギリ外しました。木道が富士山や湖に続いていきそうな様が遠近感を感じさせてくれます。全体的に色のない世界でしたので、暗部にはブルーを入れてブルー&ホワイトの2色っぽい写真に仕上げてみました。それにしてもこのモコモコの下はどんな地形や橋形をしているのでしょうね。
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次はまた砂浜に戻っての撮影です。さきほどの木道撮影の時に少し気付きがありましたので。三脚は低い位置にしてみました。
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上手く撮れませんでしたが、多くの街頭が新雪を照らしてキラキラと光る部分がありました。少しでもそれが分かるように雪面に近い位置にレンズを持ってきて、手前の陸地部分から富士山までの深度合成を行って全てにピントが合っている写真に仕上げます。遠近感をより出すために縦構図を選択しました。
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ここで日の出まで休憩。スープカレー 奥芝商店のえびだしフライドポテトを食べながら焼酎を一杯やります。
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そして日の出前。さらに多くの写真家たちが集まってきています。
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朝になったら心が折れそうな強風となっていました。カメラのストラップが横に流れているで、その風の強さが分かります。僕はネックウォーマーを装着しました。
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ブルーワールドに浮かび上がるピンクの山。僕が表現したかったのはそれだけです。周りはおしゃべりなどで喧騒となっていますが、僕のカメラのモニターの中は静寂そのもの。雪と湖と富士山よ、今日も新鮮な景色を見せていただいてありがとうございました。
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ローソンで買った鍋焼きうどんが朝食です。冷え切った眠い身体に染み込んでいくうどんが良かったですね!そして富士見&雪見のおまけも付いていました。さあ、帰宅しよう。
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読めない自然。

昨日は堂ヶ島などで撮影を行い、月が沈む3時以降のオリオン座と天の川の写真撮影を行うために黄金崎公園で車中泊を行いました。もちろんSCWでは雲がないという予想でしたので、はるばる平塚からここ西伊豆までドライブしてきています。
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アラームで起きた1時40分。??雲だらけじゃん!
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アラームで起きた2時40分。??雲だらけじゃん!
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アラームで起きた月が海へと沈む3時14分。??雲だらけじゃん!まんまとSCWに嘘をつかれました。ま、信じるのもSCWかwindyしかないですが…では考え方を変えて明日の日の出を撮影しようと思っていた達磨山に移動してみましょうと行動を起こしました。
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達磨山の登山口の「戸田駐車場」に着きましたが、こちらは風が吹いていて、体温を思いっきり奪われていきます。日の出時の山頂ハイキングは諦めて、駐車場から下を覗いてみました。
清水の横直線街明かりと戸田の縦街明かりが不思議な光景を魅せていました。雲もありません。星が見えています。
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撮影途中、おそらく西伊豆スカイラインを整備するおっちゃんだと推測しましたが、広い駐車場だっていうのに何と僕の真後ろに軽トラを停められました。ライトをつけたまま。何か怒りに来るのか、質問しに来るのか、ビビっていましたが、ライトが草木を照らして撮影を続行することもできません。中では他の作業者と無線で話しているようで、お仕事的に頭は上がりませんが、もちょっと遠くでやってくれれば良いのに…「朝から大変ですね」と一言だけかけられましたが、大変ならここにはいないっちゅうの。好きだからここにおんねん。その車の位置、近すぎておかしいからね!
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ま、その車が来る前までに前景は4カット撮っていたのでノイズ除去のスタッキングには使える枚数でした。それで撮れた写真はこちら。おそらく天の川は清水の街明かりの上に寝ている星群がそうでしょう。谷あいから見る広大な海と宇宙は遠近感溢れる夜景となりました。人間の肉眼では見えない夜の光を捉えるカメラはやはりすごいですね。この場所で夜の時間はタイムアップとなりました。-3度ぐらいの1時間でした。
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日の出時は無難に「だるま山高原展望台」にて紅富士を狙います。ここは駐車場が広く、登山者も多いことから多くの人が日の出の富士山を見ていました。
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この場所の富士山は広く撮ろうとすると右側の湾が間延びしてしまいます。
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なので今日は海と山越しの富士山をアップで撮ってみました。画角内に水平な部分がないので何とも不思議な安定感の写真となりました。うっすら紅富士を感じられる現像としてみました。
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思えば1月2日のこの日の出が僕にとっても初日の出でした。お参りをしている方がいました。確かに身の引き締まる思いですね。
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撮影後は暖かいお茶漬けで朝食をいただきます。身体を温めてから片付けを始めます。
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帰り道。西湘PA (上り)で見付けたカップヌードルの自販機。案外世の中でも少なくなっているのではないでしょうか。
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今日は箱根駅伝の復路です。1号線の沿道を多くの観客が埋めだす直前でした。駅伝コースが134号線に切り替わる交差点を無事通過して、通行止めに合わずに無事帰宅しました。
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富士山三昧。

この月曜日・火曜日は代休で福島県の雪景色などを写真撮影遠征に行こうかなどと考えていたのだが、最近身体の疲れが上手くとれていない。そして昨日見た浩庵キャンプ場のネットサイトで空きがあったので、身体の休憩と写真撮影の両立ができそうな浩庵キャンプ場を予約してみた。
受付はひとりひとりが別テーブルで説明を受ける。よって、時間帯によっては外で待つこととなる。受付が終わればセントラルロッヂ南側の細い道を湖岸へ降りていく。
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氷が張るほど寒いってことだね。
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共同炊事場はこんな感じ。
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コインシャワーが設置されている。
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男子トイレはこんな感じ。和式が混在していた。
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僕は湖面サイトの一番東端でキャンプを行うこととした。理由は竜ヶ岳だろうか、富士山の右側の山が可能な限り右にいけば、富士山の稜線を少しでも長く確保できるからだ。このコーンから先は車の乗り入れは禁止だが、徒歩の進入はOKとのことだった。あと、湖面サイトは湖に向かって傾斜となっているので、就寝時には注意が必要かもしれない。
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本栖湖は湖面積が大きく、風の影響を受けやすい富士五湖らしい。よってこのような逆さ富士があまり見れない。僕がいたほぼ無風状態のキャンプ中でも昼間は2回ほどしか見れていない。実際は浩庵キャンプ場上の中ノ倉峠からの景色らしいが、いわゆる1000円札の逆さ富士はこの本栖湖のものである。
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早速ビールを飲みながら食事の支度を開始。僕は車中泊と写真撮影がメインなのでタープもテントも張らないので準備・片付けは楽だ。
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お湯を沸かしている最中に2回めの逆さ富士が出現。
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パスタランチ。何て贅沢な景色の中での昼食なんだ。富士山レストランは僕が作った料理すら美味しくしてくれる。
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浩庵キャンプ場は平日にも関わらず、湖面サイトはびっしりという人気ぶりを示している。
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お腹が満たされたので、昼間の撮影開始。風はあまり感じられないが、湖面の波が大きくなっているのがよく分かる。
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浩庵キャンプ場でやりたっかたのはこれ。湖面ギリギリと富士山の構図。本栖湖は透明度が高いので湖底の石などが見える。そしてタイミングよく赤い落ち葉が湖岸に打ちつけられていたのでそれらを近景のテーマに。
富士山にピントを合わせた写真と、落ち葉にピントを合わせた写真を湖の水平線で合成。湖の方は240秒のSSでツルッツルに。昼間なのに何とも時間が見えてこない不思議な仕上がりとなった。
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夕日までは魚肉ソーセージをビニールごと茹でて焼酎のつまみに。15時30分にはキャンプサイトは全て日がかげってくる。そうすると、途端に寒くなってくる。
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時は16時30分すぎ。太陽は沈み、富士山が紅色へと染まってきた。キャンプサイトからちょっと外に歩いた場所で撮ってみた。
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半分色に染まった紅富士。長秒露出の湖面も薄っすらとピンク色。落ち葉も対角で赤系の色を添えている。厳かな富士山を表現できたと思っている。
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昨日は満月のコールドムーン。今日の月の出は17時20分ぐらい。アプリで見ると左側のパノラマ台辺りから月が出てくるのが19時30分程度。竜ヶ岳の頂上が雲に覆われていた。さて、月が出てくるまで、ゆっくりと晩ご飯でもいただくか。
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今日は御殿場のオギノで買ってきた静岡おでん。ここは山梨県だが、まあいいでしょう。
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宵の口の富士山レストラン。青い世界も絶景だ。
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黒く濃い目の醤油つゆ、青のりと削りぶし粉も入っていて本格的だ。普通にスーパーに袋で売っているおでんとは違って、素材もつゆも染み渡っていて良い感じ。今度からの車中泊はちょっと値が張っても良いものを買おう。
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そして〆。山梨の吉田のうどんが売ってないかとオギノで探してみたのだが、なかったのでそれらしき太いゆでうどん。
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これをおでんの残りつゆにヒガシマルのうどんスープを足していただく。寒い日の屋外はずーっと火を点けていられる料理が暖かくて良い。削りぶし粉が効いてて、これも正解。
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そして食い終わると月の出現。露出を絞って撮ってはみたけど、広角とコールドムーンで月が小さく写ってしまい、月面の模様が写らない。それならばと、長秒で思いっきり月をピッカリ写してみた。湖の広さと月光の強さが分かる静けさのある写真となった。ここまで昼間・夕日・月と撮ってきたが、1枚も逆さ富士がない。湖面が揺れているのだ。
今日はほぼ満月なので星景の写真は狙えない。0時ぐらいに月が天頂位置に来るので、どんな高さになるか見たいので、アラームを0時にかけて車の中で寝ることにしよう。
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0時。アラームが鳴った。車の中から本栖湖を見ると、ウインドウ越しにアレが!しかし寒い。いくらアレでもシュラフから出るのが辛い。朝日と温かい朝食まで寝ようかなと思ったのだけれど、思い直した。今日の目的はキャンプではなくフォトグラフィーなのだと。やーっと声をあげて車外に出てみた。気合いで乗り切れ!凍てつく寒さを。
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そう待っていた1000円札逆さ富士出現。気嵐出現。夜は凪の場合が多い。湖岸をぐるっと見てみるが、写真を撮っているのは僕だけのようだ。逆さ富士を独占だ。寒いけど。
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水が綺麗だ。そして霜が降りてる。霜から富士山までの遠近を感じさせつつ、ブルーな世界の中に霜の白と冠雪の白を際立たせた。ほぼ満月とはいえ、星も若干流れている。真夜中なのに富士山は綺麗だ。月光が日本一高い山を照らし出している。圧倒的に人口物からの光が少ないことが本栖湖夜富士山の特徴だろう。
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そしてミッドナイト富士山レストラン。これをやりたかった。白い息をはきながら食べるカップスター味噌味の美味いこと、美味いこと。スーパーで買っておいて良かった。いろいろ満足したので、では日の出までシュラフで暖かく睡眠しますか。ありがとうございます!自然よ。
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おはようございます。屋外のものは全て霜でやられとる。朝も同じように寒い。
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さあ、日の出の始まりだ。さすがに日の出の時間となると、多くのキャンパーが湖岸に集まってきて、カメラやスマホをかざしている。焚き火を始める人もいる。人間の生活の始まりを感じる。
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標高が高い場所での日の出は時間が遅い。そして出るまでには太陽の位置が高くなり、空のオレンジ色を感じるのは日の出前でないとならない(条件にもよります)。ちょっと富士山ドーンという構図がなかったので、日の出前で撮ってみました。逆光なので富士山の影が湖面に写っている。シンプルに青とオレンジの色調を強調。
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そして日の出へ。今日は富士山の左肩から出てきた。
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世界を明るく暖かくし、全ての霜を溶かす太陽。そんな眩しくて目を潜めてしまうような白い朝を表現。ゴーストが上手く取れなかったのが残念。これで富士山の撮影は終了。いろんな富士山を堪能できた良きキャンプ場だった。残るは星景と雪景色。今シーズンは撮れるかな~?!
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朝の富士山レストラン。前日に残ったカット野菜をプチっと鍋の塩味で煮てスープを作る。その鍋蓋でカミさん製チーズくるみパンを温めていただく。これもまた最高の朝食だ。霜が溶けてきた。さあ、片付けをして帰ろう。
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遠出はいつだ?

昨日は所用で動くことができなかったので、今日はパワフルに2回海に行く予定にしていた。朝は平塚生コン前、平塚新港の堤防脇で写真撮影。コロナ太りにならないように歩かねば。

朝の平塚漁港辺りは、釣り人たちで活気がある。電気は点きまくりだ。
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最初は堤防の上から狙ってみた。今日の狙いは海・満月・富士山(紅富士)だ。イマイチ、海の臨場感が伝わってこなかったので、砂浜まで降りてみた。
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波打ち際ギリギリに三脚をセットすると、時々来るちょい大きな波に三脚の足がもってかれる場合がある。その時に絵がずれるのに苦労をしながらスタック撮影を行っていく。
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長時間露光を行って、流れた波に月の光と富士山のピンクが混ざってかすかに写った。波打ち際がピンクである。波の筋と明暗は海が生きていることを証明する。今日も良い紅富士に染まってくれた富士山は満月をバックに悠然と聳えている。神奈川の富士山は特徴があまりない、どノーマルな富士山なのが特徴だ。三度でも何度でも…平塚も良いじゃないか!
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帰宅後はお腹が空いていたけれど、カミさんは仕事でいない。ので、先日に購入した東京拉麺の【ミニカップ】ペペロンチーノを朝ご飯に食べてみた。
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蓋を開けて、粉スープの半分を麺に、半分をマグカップに入れると、パスタ風の食べ方。粉スープを全部入れるとラーメン風の食べ方。2種類の食べ方のどちらかを選べるようだ。僕は今日はパスタ風で。
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できあがり。焼きそば弁当風なできあがりだ。麺は若干平たいのでパスタな感じが出ている。確かにお湯を切ったインスタント麺はパサつく瞬間もあるので、その時にスープを飲むとホッとする。粉スープはペペロンチーノ風。おやつの王様かもしれない。
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本日の相棒。平塚新港堤防のウォールアートから朝日が昇るところにて。
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冬と春を同時に感じる。

今日はひとりで湘南平までウォーキング。せっかくなら日の出の時間に合わせて写真も撮ってこようという計画。ま、外出ちゃ~外出だけど。身体動かさないと、ホントに太ってしまう!前半の山歩き編。
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3時30分に出発。国道1号線にもさすがに人がいない。そして寒い。
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高麗大橋では満月っぽい月が見えている。今日はこの月も題材にしようと思っている。
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1時間半ぐらい歩いて頂上の高麗山公園へ。驚いたことに、①東の空に蠍座が見える ②蠍座がもう右に傾いている ということは水平線から夏の天の川が若干顔を出しているはずだ。3月も緊急事態宣言が延長ならば、ここ湘南平に通うとしますか…
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富士山が見える西側の展望台からは平塚市の夜景が綺麗に見える。人もほとんどいない、風が若干吹いてきて、かなり寒い。カイロのマグマが離せなくなってきた。30分ほどウイスキーの水割りでも飲んで過ごすこととする。
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満月だとこんな感じで富士山が照らし出される。冠雪した富士山はやはり綺麗なのだが、今日は紫と緑の虹のような光がボヤッと出ていて冠雪前面をぼやかしている。それも綺麗だ。この富士山の真上に満月が来たときにいたカメラマンは僕を含めて3人。近くにも絶景があるのかと思うと、遠出ばっかり考えている平常時の僕は恥ずかしいかな?!けど、湘南平の富士山はこれより下を写すと多くの鉄塔が写ってしまい無粋な景色となるので実は構図がめちゃ難しい場所だ。
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そうこうしていると東の空は明るくなってきていた。何だか今日の夜明けの空はすごいことになってきてるぞ~。最近になって病気の樹が伐採され、360度の眺望が確保されているのが湘南平の特徴だ。
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テレビ塔からも狙ってみた。ここは山が前面に見えてくる。こんな綺麗な夜明け前なのに、景色は独り占めだ。
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夜明け直前、この時間が街明かりがギリギリ明るく見える時間帯だった。宝石のような街を主体とする構図ならば、手前に山は必要ないので東のベンチからの写真を採用。空の2トーンもしっかり見える良い時間帯となった。現像は若干のオレンジ&ティール。そしてオートン効果でドリーミーに。我が街、平塚も素敵じゃないか!
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さて、今度は1年ぶりの定番紅富士を狙わねば。太陽が昇る前に西側の富士山展望台に移動。さすがに紅富士時間には人が集まるだろうと思って、早めに。西の角に陣取ることができた。運良く、ビーナスベルトが下がって富士山がピンクに染まってきた。その頃には、7人ぐらいのカメラマンが展望台に来ていた。間隔は1mぐらいだろうか。ここはマスクを着用だ。
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今日の狙いのうちのひとつ。満月と紅富士。最初は縦構図で月をもっと大きく構図していたのだが、時間が経つにつれて月が外に逃げてしまい、ズタズタな絵となっていた。紅富士の時間的最後の方で保険として横構図を収めておいて良かった。こちらの方が対角的で収まりが良い。これで93mmなので月をもっともっと大きく撮るにはもっと富士山から離れる場所でないといけない計算だ。正直、月の模様は露出のスタック撮影をしているので、写っている暗めのカットから拝借。月の撮影は本当に難しい。
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湘南平での撮影はこれで終了。反対側の海からは太陽が昇ってきた。オノルイーゼさん描画のベンチ模様をオレンジの光が照らす。この日は太陽が出てきても極寒の日だった。
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うれしいことに温かい缶スープを自販機に発見!山に登る前にパンを買っておいたので、冷え冷えになっているパンと温かいスープで朝食を食べてホッとする。スープは一瞬で冷めてきますが…
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朝食はこんな景色で食べている。左は富士山、右は海からの日の出。50mも歩けば違う景色が見ることができる最高の散歩場所だ。
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下山は今まで行ったことのないコースへ。湘南平といってもいろんな山(峰)の集合体だ。先ずは浅間山の頂上。眺望はない。
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かつてはこの階段を登って見ることができる景色があったのだろうか?!廃階段。
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水仙がちらほら咲いている。爪木崎の水仙は咲いているだろうかと…遠方の地の心配をしてしまう。
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見にくいだろうか。梅も咲きだしている。春は来るのに、このブログを書いている時点で3月7日まで緊急事態宣言は延長決定。昨年は各自治体の首長は「桜はいつでも見れるので、今年はどうか外出自粛を!」なんて言ってたけど、①同じように見える桜もその年その年の気象状況で全く違う ②今年も何だか桜を見に行けなさそうな気がする 桜はいつでも、毎年見ることはできないのだよ。
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八俵山頂上。けやきの広場に向かってみる。
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道としてはここが一番難しかった。階段に合流して、左に下りて、さらに山道に合流して左に下りる感じで進む。
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けやきの広場という道標が出てくるので、下に降りていく。
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かつて高来神社があったといわれる広めの窪地が広がる。地面には落ち葉が敷き詰められている。秋は赤くなっているのだろうか?
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東天照という峰。特に何という特筆することはない。次は相模湾が一望できる展望台という所に向かう。
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ここも道としては難しかった。大磯町 生涯学習館方面に向かえばその展望台がある。
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山の上方面からはこんな感じで少し広い場所が見えてくる。これで安心だ。
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山と街と海が広々と見える。が、雪景色くらいしか被写体としての景色が思いつかない。
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東海道線の俯瞰写真だろうか。海と街は生活感が出るかもしれない。
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登山道は大磯町 生涯学習館の駐車場に出る。ここからの湘南平へのコースは秘境感あり、景色ありで面白い。次はカミさんを連れてこよう。そんなに難しいコースではないので。
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さて、フォトウォークはまだまだ終わらない。次はランチを食べるのと、潮位を見に海へと向かう。

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