撮り記・食い記

写真を撮ったり、美味しいモノを食べたり、キャンプや車中泊をしたり、日常の日記的記録です。時々ゲーム・サッカー。

タグ:流木

今年初は平塚市。

2週連続で写真撮影のロケハンに通った相模川河口。暗い場所ならば、日の出前に雲と月がない今日は天の川撮影のチャンス。さて、平塚市でも天の川は撮れるのか?!検証を含めての撮影行です。
相模川河口へは徒歩で1時間30分程度。突堤の付け根まで砂州を歩く。波が来ていたのか、砂には乾いた部分と濡れた部分の両方が見受けられる。波だとするとけっこう岸の方まで来ている。
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この日は5時ぐらいで潮位は1m。
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波打ち際までの距離はまだ相当ある。1mの潮位ではまだ安全といえる。
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ここが突堤の付け根。左右から波が来るので、これから上がってくる潮位にビビりつつ、あまり奥まで行かないように三脚を立てた。おおお、今日は条件の良いラッキーな日なのだろうか。蠍座のお尻に天の川が肉眼でもかすかに見える。左の方は湘南の光が強くて、そっちの害は心配だった。
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写った!少し寝ている天の川と突堤。それぞれの被写体の上と下に宇宙と海の空間を配置する構図。平塚市とは思えない光景となった。
そして今日(今年)からは昨年とは違う撮り方をしてみた。①フィルタなしでスタック20枚(ノイズリダクションなし) ②プロソフトンA装着でスタック20枚(ノイズリダクションなし) ③プロソフトンAを外して前景スタック5枚(ノイズリダクションあり・ISOによって枚数は変化させる)→現像 ⑤フィルタなし天の川をSequatorでスタック ⑥プロソフトンA装着天の川をSequatorでスタック ⑦ ⑥を基本画像として⑤との2枚をSequatorでスタック ⑧ ③のスタック現像前景を⑦とブレンド
プロソフトンAにより、①天の川はもちろん星自体の色が再現される ②にじみにより星の大きさに強弱が出る(小さな星は⑤によって補完)
いろんな星景写真を見てきて推測した僕なりのやり方だが、ひとまず狙い通りに上手くいったみたいだ。
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2シーン目。東の空が明けてきた。来る途中に見付けた流木をモチーフ。おとといぐらいかな?強風で波が強かった時に流されてきたのだろうか。先週来た時にはなかった気がするが…。
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こちらも天の川が写った!砂浜は波で打ち上げられた小さな木片でいっぱいだったので、現像で限りなく暗くなってもらった。流木のコントラストと陰影を強くして存在感を出す。バックはいろんな色の天の川を綺麗に配置。平塚も捨てたもんじゃない!良い景色じゃないか!
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時間は日の出へと推移する。先週は見えていた4mほどの貝付き流木が今日はほとんどが砂に埋まっている。やはり強風の影響だろう。
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冬の湘南の夜明け前は格別に美しい。遠近感を出すために縦構図とする。
流木に付いた貝殻がピンクとホワイトで模様を成している。コントラストをはっきりさせて貝と木の存在感を出す。砂浜にはオートンエフェクトをかけて柔らかみを出す。地上は画面左から光が当たっているので、光と影を画面上でも柔らかく強調させる。バックにはオレンジと青の抽象世界。ここには自然と僕しかない!という表現。
…実際は画面右外に釣りの人がひとりいます…ほぼ気温0度の観光地でない所にいるカメラマンと釣り人は変態度合いでは良い勝負です(笑)。
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相模川の河口からは富士山も見えます。ビーナスベルトが富士山頂にかかるぐらいのこの時間帯が見ていて一番綺麗。青・ピンク・白・青がパステルで順番に混ざり合う感じ。しかし、海岸は汚いね。
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ここはこんな景色が見れる。右に紅富士。富士山を挟んで左に日の出。素晴らしいじゃない!
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帰り道。平塚のちょい逆さ富士発見。手前の街と橋が俗っぽいけど。さ、朝活は終わり。緊急事態宣言なので家に籠ろう。
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緊急事態宣言時にはこんなことしか…

トラスコ湘南大橋下の海杭が近寄って写真撮影ができないということが分かったので、今度は沖側にある砂州から行ける突堤のロケハンに行ってみた。潮位の確認と夜に通行可能な歩行路の実歩きである。

相模川流域下水道左岸処理場のシンプルな建物。星グルが合いそう。
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相模川流域下水道左岸処理場の複雑な建物。星グルが合いそう。電線をどう処理するかが問題。
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相模川流域下水道左岸処理場の複雑な建物反対アングル。北極星星グルができるか。テトラポットも不可思議な感じ。
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現時刻で潮位80cmぐらいかな。
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階段から砂洲に降りていける。安全なコースで。
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積石の向こう側はテトラポットなので危険。
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砂地を通って西へ。潮位が相当高くても突堤には辿り着けそうな気がする。
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貝殻がびっしりと付着した流木。星グルや天の川とコラボができそう。
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突堤もどきに到着。湘南大橋側。こちら側は海杭と車のヘッドライトレーザーがコラボできそうかな。
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西側の対岸防波堤。夏の夜にはうなぎ釣りの人達が綺麗な色のライトを点けて並ぶ。こちらから撮るのも面白いかもしれない。
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突堤の根本で東方面を向いてみる。
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突堤と支柱が南に伸びる海の絵。
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明日の朝の4時には天の川が横たわって出現する。これは良い絵ではないだろうか。明日の朝が晴れていたら撮りに来ようと計画をしたけれど、本日の23時に東北地方を中心とした震度6強の地震が発生。余震で津波発生時にこの砂州を走って逃げて、車がないというのは危険すぎる。曇りということもあったけど、明日の朝の撮影行は断念をした。
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突堤の先の方には支柱群が続く。曇りであってもFINE ART系の写真が撮れそう。やはり相模川河口の砂州は被写体が多い。夏でも南が開けているから、光害がなければ天の川が見えるんじゃないかな。
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せっかく家から5kmは歩いてきたので、堤防でパスタを作って食べた。こんな外出なら良いと思うのだが、自粛はしておこう。
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さて、パスタの完成とともにソーシャルディスタンスを詰めてきたヤツがいた。鳩の飛来だ。10匹ぐらいがソースをかけた途端に飛んできた。僕は鳩に囲まれながら、鳩と会話をしながらランチを食べることとなった。誰か~野生の鳥獣に餌をあげないでくれよ!
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オービタル7がKC CUPの特別パックから出てきた。現時点でこのパックからしか入できないので、貴重な存在なのかな?!
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本日の相棒。トラスコ湘南大橋上にて。
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