発見は刺激的だ。
明日は君津で仕事があるので房総半島に前乗りして風景写真撮影を行おうと計画をした。今日はほぼ満月なので、月の昇りから沈みまで撮れそうなお台場 海浜庭園か遊房キャンプ場に行こうと房総を南下していたのだが、千葉ではもう田んぼに水が張ってあるところが多かった。そこで、棚田はどうなっているのだろうかと、車の行き先を鴨川方面へと変更してみた。
まずは何年か前に来た大山千枚田から。観光客がバスで来ているほど人気の棚田だ。
ここは月が画角に入りそうだ。駐車場の左側。
道路上なんだけど、一番面白い棚田の形が臨める場所がこちら。道路上なので三脚を立てるのはやめましょう。夜の撮影目的なのでボツ。
メインの眺める場所からのパノラマ撮影。水が張ってあり、魅力的な田んぼの形をしているのだけれど、感覚的に何となくワクワクしないので、GoogleMapで見付けた二子棚田へ行ってみようと出発。双子がダメならここに帰ってくれば良いので。
二子棚田へはこの三叉路を細い道へと向かう。
すれ違い不可能な細い道なので注意が必要。
P2からの景色。海が臨める棚田がこんなところにあるとはドキドキが抑えられなかった。
しかも月が画角内に入るし。
P2には「受付→」と書いてあったので二子棚田の家まで行ってみた。そこにいた方に車中泊をして明日の朝日までを写真撮影をしたいという意志を伝えてみた。①この棚田は大山千枚田とは違って公的な資金が入っていないということ ②棚田のオーナーさんは別にいて、私達が実際に農業をしているということ ③駐車場は2000円ぐらいもらっても良いのではないかとよく言われるということ ④景色だけは良いということ ⑤目立たないよういにP1を使用してくれということ こんな展開で僕は今日明日の撮影場所をここに決めた。
P1はこんな場所だ。
今日は清水市名産の鳥もつカレーを食べてみようと思う。
鳥もつのカレーうどん。これが美味かった。若干のもつの臭さは感じたが、リピートはあり。また新東名の清水SAで買うからね~。
車の中では昼寝開始です。近くにはキャンプ場があって、ご家族で棚田をみる方も多く来ていた。P2から。
快晴の昼間の車中寝は気持ち良い。もう車用網戸が必須の季節になってきたようだ。
昼寝の後は展望台がありそうな対岸の場所へ。そこで田んぼとして面白い場所に遭遇。
千葉の低山と水が張った田んぼとのコラボ。田んぼの世界と山の世界。田んぼに写った静の空と山の上を急ぐ動の空。それぞれ違った時間を過ごしているようだ。春真っ盛り。
田んぼ下の溜池からの夕景は棚田ということがよく分からない写真となってしまって失敗。
車に戻るとブサかわ猫がお出迎えをしてくれていた。
さて月の時間だ。がしかし、雲が多くてなかなか現れてくれなかった。本当は月の出の瞬間ぐらいが良い。月の大きさも大きいし、赤目の色が付いているからだ。結局月が顔を出してくれたのは海面からこんなに高く上がった時だった。
雲間からぼーっと出る月が田んぼの水面にリフレクションしている。ニッポンの風景そのものだ。EOS Rの暗闇景色部分の再現力もなかなか良い。辺りは蛙の大合唱だ。この瞬間を最後に満月は厚い雲へと隠れていった。
さあ、車中の一人宴会を始めよう。今日は刺し身と焼き鳥の缶詰。撮影旅の時はなるべく簡単に済ませるようにしている。ただし星が出ていれば別。場所があれば外で星見宴会だ。
外は吐く息が白く見えるぐらいに寒くなってきた。最後はこれで温まろう。
朝は無事に起きることができた。山の向こうから朝日が昇ってくる。
棚田に雲のリフレクション。雲も水面も若干だけれど赤く染まった!
太陽が山から出た瞬間に厚い雲が下に降りてきて、太陽を隠してしまった。残念。太陽ぴっかり写真を撮ることはできなかったが、新たな素晴らしい場所を発見できたことは嬉しかった。水面鏡はこの時期しか見ることはできない。貴重な景色をありがとうございました。
明日は君津で仕事があるので房総半島に前乗りして風景写真撮影を行おうと計画をした。今日はほぼ満月なので、月の昇りから沈みまで撮れそうなお台場 海浜庭園か遊房キャンプ場に行こうと房総を南下していたのだが、千葉ではもう田んぼに水が張ってあるところが多かった。そこで、棚田はどうなっているのだろうかと、車の行き先を鴨川方面へと変更してみた。
まずは何年か前に来た大山千枚田から。観光客がバスで来ているほど人気の棚田だ。
ここは月が画角に入りそうだ。駐車場の左側。
道路上なんだけど、一番面白い棚田の形が臨める場所がこちら。道路上なので三脚を立てるのはやめましょう。夜の撮影目的なのでボツ。
メインの眺める場所からのパノラマ撮影。水が張ってあり、魅力的な田んぼの形をしているのだけれど、感覚的に何となくワクワクしないので、GoogleMapで見付けた二子棚田へ行ってみようと出発。双子がダメならここに帰ってくれば良いので。
二子棚田へはこの三叉路を細い道へと向かう。
すれ違い不可能な細い道なので注意が必要。
P2からの景色。海が臨める棚田がこんなところにあるとはドキドキが抑えられなかった。
しかも月が画角内に入るし。
P2には「受付→」と書いてあったので二子棚田の家まで行ってみた。そこにいた方に車中泊をして明日の朝日までを写真撮影をしたいという意志を伝えてみた。①この棚田は大山千枚田とは違って公的な資金が入っていないということ ②棚田のオーナーさんは別にいて、私達が実際に農業をしているということ ③駐車場は2000円ぐらいもらっても良いのではないかとよく言われるということ ④景色だけは良いということ ⑤目立たないよういにP1を使用してくれということ こんな展開で僕は今日明日の撮影場所をここに決めた。
P1はこんな場所だ。
今日は清水市名産の鳥もつカレーを食べてみようと思う。
鳥もつのカレーうどん。これが美味かった。若干のもつの臭さは感じたが、リピートはあり。また新東名の清水SAで買うからね~。
車の中では昼寝開始です。近くにはキャンプ場があって、ご家族で棚田をみる方も多く来ていた。P2から。
快晴の昼間の車中寝は気持ち良い。もう車用網戸が必須の季節になってきたようだ。
昼寝の後は展望台がありそうな対岸の場所へ。そこで田んぼとして面白い場所に遭遇。
千葉の低山と水が張った田んぼとのコラボ。田んぼの世界と山の世界。田んぼに写った静の空と山の上を急ぐ動の空。それぞれ違った時間を過ごしているようだ。春真っ盛り。
田んぼ下の溜池からの夕景は棚田ということがよく分からない写真となってしまって失敗。
車に戻るとブサかわ猫がお出迎えをしてくれていた。
さて月の時間だ。がしかし、雲が多くてなかなか現れてくれなかった。本当は月の出の瞬間ぐらいが良い。月の大きさも大きいし、赤目の色が付いているからだ。結局月が顔を出してくれたのは海面からこんなに高く上がった時だった。
雲間からぼーっと出る月が田んぼの水面にリフレクションしている。ニッポンの風景そのものだ。EOS Rの暗闇景色部分の再現力もなかなか良い。辺りは蛙の大合唱だ。この瞬間を最後に満月は厚い雲へと隠れていった。
さあ、車中の一人宴会を始めよう。今日は刺し身と焼き鳥の缶詰。撮影旅の時はなるべく簡単に済ませるようにしている。ただし星が出ていれば別。場所があれば外で星見宴会だ。
外は吐く息が白く見えるぐらいに寒くなってきた。最後はこれで温まろう。
朝は無事に起きることができた。山の向こうから朝日が昇ってくる。
棚田に雲のリフレクション。雲も水面も若干だけれど赤く染まった!
太陽が山から出た瞬間に厚い雲が下に降りてきて、太陽を隠してしまった。残念。太陽ぴっかり写真を撮ることはできなかったが、新たな素晴らしい場所を発見できたことは嬉しかった。水面鏡はこの時期しか見ることはできない。貴重な景色をありがとうございました。