撮り記・食い記

写真を撮ったり、美味しいモノを食べたり、キャンプや車中泊をしたり、日常の日記的記録です。時々ゲーム・サッカー。

タグ:夜景

都会は明るいのか。

今日は横須賀の浦賀燈明堂→逗子の大崎公園→鎌倉の稲村ヶ崎→藤沢の江の島→茅ヶ崎のヘッドランド(Tバー)→平塚の湘南平を回ってオリオン座と冬の天の川を写真撮影することができるのかどうか、検証旅に出てみました。19時から雲が出る予報の0時まで。どれだけ回れるのでしょうか。

まずは浦賀燈明堂。5年ぶりの訪問です。現地にはTimesが運営する燈明堂緑地駐車場が整備されていました。もちろんこんな時間に駐車するのは僕しかいませんでした。2時間で320円でした。
IMG_5101

夜釣りの方のバイクは敷地内に停まっていました。
IMG_5104

昔の灯台のようなものがある海に突き出た場所です。南北には海水浴場がある場所です。
IMG_5103

その東端での撮影です。19時ごろにはオリオン座は東の空から昇ってきます。対岸は東京湾観音辺りでしょうか。房総半島の灯りが海面に見えています。オリオン座まではiPhoneのナイトモードで写真に写りますね。
IMG_5102

大きな一枚岩に波が当たる場所。緩やかな波の表情が分かります。やはり対岸の房総半島の光は明るく、水平線部分は空の下部まで黄色い光が占拠しています。天の川は難しいのですが、冬の星たちはきらびやかです。
IMG_5143

この後、久里浜のラーメン 豚スタで晩ご飯を食べた後、大崎公園に向かったのですが、ふと高級住宅街なので夜中は入れないんじゃないかと思ったりして(実際は入れるようです)、目的地を稲村ヶ崎に変えましたが、そういえば江の島への入出島も時間制限があったなと思い出し、逗子と鎌倉は次回にして江ノ島へと向かいました。やはり江の島大橋は22時以降は通行できない表示があります。
FullSizeRender

そして車は湘南港駐車場に停めました。この駐車場は21時30分で閉鎖です。準備をして出発したのは21時です。30分の勝負です。南向きの大きな岩、鵜島をモチーフにします。
スクリーンショット 2024-01-16江の島

こんな時間のない時に限って釣り人やカノープスを見に来たという老人に話しけられるものなのでしょうか。「星はもっと暗い田舎で撮った方がいい」「カノープスは知ってるかね(僕は星座は弱い)」「0時まで粘るのかね?」「カメラはもっと上に向けなくて良いのかね?」など。僕は今日は都会の星景写真を撮りに来てみたのです。天体写真ではありません。
IMG_5111

鵜島にはオレンジ色の街灯光がそそぎますのでオレンジは彩度低めにしました。凸凹な表面に水がうっすら溜まっている様が分かります。江の島からは三浦半島の灯りが明るいですね。ただ、オリオン座の左横に若干の光の束(冬の天の川)を感じます。雨後の空気がクリアな時などは夏の天の川も撮れるのではないでしょうか。
IMG_5149

急いで22時前に江の島を脱出せねばです。次の予定の茅ヶ崎は撮影場所到達までに時間がかかりそうなので、本日最終目的地の平塚湘南平に向かいます。
IMG_5112

車は湘南平(高麗山公園)駐車場に停めることができました。樹木が伐採されて眺めが良くなった湘南平は夜でも若者たちに人気です。時間帯によっては上の駐車場は満車になっていました。北側の夜景が綺麗ですね。
IMG_5116

しかしです。今日の撮影は南側の海方面です。下側の高麗山公園駐車場から登ってくる道の森の至る所に街灯が設置してあって、レンズフードを付けたとしてもフレアなどの影響がもろに出るという光環境でした。今まで南側を意識したことはなかったのでスルーしていました。
湘南平新展望台には入れないのですが、そんな環境の中で赤点の場所階段を登ったレストラン入り口辺り、ここが僕が探すことのできた影響が少ない場所かと思います。
スクリーンショット 2024-01-16湘南平

やはり湘南平でもオリオン座はiPhoneでも写っています。
IMG_5115

湘南平は明るいですね。藤沢辺りから小田原、伊豆半島の灯りを下側に纏っていますね。南側の眼下は大磯の街。天頂の方は綺麗な星が写り込んでいます。
IMG_5168
湘南の海側も条件によっては良い星空が撮れそうです。今年は夏にこの近場を回ってみましょう。今日撮り残した場所と二宮の吾妻山も西側が良いのではないでしょうか。

    このエントリーをはてなブックマークに追加

現実と幻想。

江の島で夕日撮影を終えた後は三浦海岸に向かいました。沢庵作りのために干される三浦大根の夜景写真撮影をするのが目的です。ちょっと時間が早かったので、オリオン座が昇るまで車内で一杯やります。明日の朝まで三浦海岸朝日ビュースポットで車中泊です。
IMG_4391

まだ完全に全ての竿に干されてはいませんでしたが、なかなか大量の大根が干されています。大根のカーテンと呼ばれるようです。全体像を撮るのを忘れてしまいました。
IMG_4392

僕のすぐ後ろには別の干し大根が並んでいて後ろには下がれません。オリオン座・大根の数量感・大根を立てて干している感・写るかもの天の川・海・砂浜感これらを1枚にすべて収める位置取りが非常に難しかったですね。生活に必要な現実のモノ(大根)ともはや存在しないかもしれない遠い星からの光…神奈川県の風物詩も写真にしてみるとコミカルではなく感慨深いものになりました。
IMG_4407

さて晩ご飯です。今日は焼津おでん。
IMG_4393

そのまま鍋に入れて車内で温めます。こいつをつまみに焼酎をぐいっと。最高です。黒はんぺん、美味いですね。
IMG_4394

残った出汁に讃岐うどんを入れて〆ます。ごちそうさまでした!
IMG_4395

日の出と大根も撮ろうかと思いましたが、昨日江ノ島を歩きすぎて疲れてしまいちょっと睡眠時間が欲しくなりました。歳ですね。車内から綺麗な朝日を見ることはできました。
IMG_4398

太陽が出て、暖かくなってから朝ご飯の準備です。わかめおにぎりをお茶漬けにします。
IMG_4399

朝日を見ながらのお茶漬けは僕にとって最高に美味い朝ご飯です。ごちそうさまでした!さあ、カミさんが通勤に車を使うので急いで片付けをして車で帰りましょう。そうそう、砂まみれのセレナを洗車してからカミさんに渡さないと…
IMG_4400

    このエントリーをはてなブックマークに追加

光害?害なのかな。

久しぶりの休暇です。風景写真の撮影旅に出かけます。まずは三浦半島の城ヶ島で天の川を撮影します。21時には月が昇ってくるので1時間程度の勝負です。車は城ヶ島第1駐車場に停めます。
FullSizeRender

城ヶ島京急ホテルは完全に取り壊されていました。ふふ城ヶ島という高級温泉旅館ができる計画みたいですね。
IMG_3883

西崎の磯ではテントを張って焚き火をしてキャンプをしている人がいました。いいんだっけ?
IMG_3882

僕はちゃちゃっと撮るつもりでホテル下の岩場で撮りました。
IMG_3884

やはり湘南地域でしょうか、秋の天の川が昇る西側の夜空は明るいですね~。カメラにですら薄っすらとしか写っていません。城ヶ島は東の方がまだましですね。
IMG_3967
ではここから長野県の開田高原に向かいます。
続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

寝坊でも天の川三昧。

農作業の後は大江戸温泉物語 君津の森で汗を流し、久しぶりの新月の雲なしの夜、2日連続で天の川の写真撮影に出発です。今日は千葉県の夜です。
IMG_1872

守谷海水浴場駐車場(海水浴場開設時有料)へとやって来ました。トイレもあって海岸沿いに数十台停められる駐車場です。オンシーズンには競争率が激しいでしょうね。
IMG_1875

ちょっとロケハンです。今日の被写体は守谷海水浴場の西側にある渡島(わたしま)と呼ばれる鳥居にある島です。
IMG_1874

21時という時間帯には寝た天の川とコラボができそうです。目標時間がこれで決まりました。
FullSizeRender

車に帰ってまずはこいつ。あらびきウインナーで一杯ですね~。
IMG_1877

茹でるだけなら車中でできます。
FullSizeRender

夕暮れを見ながら一人で乾杯です。ウインナーは2本、残しておきましょう。
IMG_1879

続いてはこれ。セブンイレブンに売ってたのですが、地元の玉ねぎソースの文字が美味そうでした。
IMG_1880

ハンバーグは半分だけいただきます。肉加減も良し、ジューシーな玉ねぎソースも良し。これは美味い。
IMG_1881

晩酌をしている間にご飯を温めます。今日は写真に集中するためにメスティンでは炊かず、レトルトご飯です。
IMG_1882

晩酌が終わった後は新宿中村屋 中村屋 インドカリー 濃厚ビーフです。
IMG_1876

ご飯はちょっとだけ明日の朝に取っといて、〆のカレーをいただきます。ハンバーグ&ウインナーという贅沢なカレーになりました。
IMG_1883

あ”~!千葉に来るまでの渋滞疲れと仕事の疲れ、社内ご飯の美味さに寝坊をしてました。片付けもせず、タンブラーを握りながらそのまま寝てました。帰省予定時間は20時。実起床は23時でした。(その代わり、十分睡眠でスッキリ!)渡島では天の川がもう立ってます。
FullSizeRender

昨日の茨城県より千葉県の方が夜空が暗いようです。グリーンな海に佇む鳥居。バックには神聖な天の川が立ち昇っています。こういう景色こそ多くの人に見てもらいたい景色だと思うのですが違うのでしょうか。今ここには僕一人だけです。砂浜に寝そべってお酒を飲んで肉眼で見える天の川を楽しむのもレジャーだと思うのですが…
IMG_1981

さあ、寝坊をしたので急ぎましょう。次は鯛の浦遊歩道の漁港にやって来ました。駐車することができました。海沿いの遊歩道を南側に歩いていきます。
FullSizeRender

辿り着いたのは小湊小弁天島。鳥居に近い場所にはすでに3人のカメラマンが天の川を撮影していました。やっぱり人気があるんだねここ。帰りの時には天の川と鳥居が重なると思われる鳥居北側の遊歩道にも2人のカメラマンがいました。
FullSizeRender

でも僕は鳥居の左側。人がいることが嫌なのと、鳥居手前の海や岩をモチーフにできるのでは?と。そして撮れた写真はこちら。パースペクティブのある天の川風景は自分的には大好きです。この写真もそれを達成できたような気がします。ニッポンの宇宙はやはり神秘的ですね。
IMG_1987

小湊小弁天島を後に向かったのは白間津海岸。遊房キャンプ場の海サイトが密漁問題で閉鎖されたということでやはり海には進入できないのかな…とトボトボ歩いていると、この看板からすぐの場所から海岸に出ることができました。
IMG_1889

夜明けまで時間がないので良いかどうかは別として、海岸に入ってすぐの場所で撮影を始めてみました。安房白浜港灯台の光が強すぎて、天の川は肉眼では見えません。
FullSizeRender

カメラってすごいですね。確かにいろんなアプリで炙り出しはしましたが、しっかりと天の川を捉えていました。この写真は東大の緑の光が綺麗だったということです。この緑だったという事実もパソコンを覗いて初めて分かったことです。「光」というのは人間の目では認識できないいろんな要素を持っていることが分かります。これだから夜の写真撮影は辞められない!
IMG_1990

撮影終了後は金谷フェリー乗り場に近い道の駅 富楽里とみやまへ移動をして朝まで睡眠です。起きたら朝食。昨日残していたご飯をお茶漬けにして食べます。これは大好きなのでやめられません!
IMG_1892

午前中なので東京湾フェリーは空き空きでした。天の川を堪能した2日間。地球よ、ありがとうございました。
IMG_1893

今回の茨城→千葉の天の川撮影旅は745kmを乗りました。なかなか。
IMG_1902

    このエントリーをはてなブックマークに追加

人があまり見ない景色。

今日は曇りなので蛍の写真撮影に行こうと思います。その前に「小田原城址公園」で令和5年度小田原城あじさい花菖蒲まつりをやっているみたいですので、行ってみましょう。
お城の記事で読みましたが、日本のお城の門を入ってすぐにある敵を打ち取る場所は改めて存在するのだなぁと実見。
IMG_1749

お城とあじさいを感じさせる場所をいくつかロケハン。
弓道場の前辺りでしょうか。
IMG_1751

菖蒲園の橋のお城側辺り。
IMG_1752

遊園地入り口への坂辺り。これぐらいでしょうか。人のいなくなるライトアップが終わった夜にまた来てみましょう。
IMG_1753

続いて松田町寄(やどりき)の谷戸口橋バス停付近の中津川河原近くに移動です。
FullSizeRender

近くには寄七つ星ドッグランがあって、ワンちゃんたちが思い思いに遊んでいます。
IMG_1756

僕は早めの食事です。途中のスーパーで買った小田原産の鯵の刺身。新鮮で美味かったですね。
IMG_1758

今日は写真がメインなので自分で茹でずにパックのざるそば。これで蛍が飛ぶ20時まで車中でうとうとしながら待ちます。
IMG_1761

3年連続できている「寄清流マス釣り場」での蛍撮影です。iPhoneの10秒撮影でも何だか分かりませんね。
FullSizeRender

時期と天候が良かったせいか、かなりの数のゲンジボタルが飛行していました。キービジュアルの水中の石をアップで。こちらは20時からの30分間の画像を比較明合成しています。
IMG_1780

1.5mほど場所を移動しました。
FullSizeRender

20時30分から21時の様子です。同じく30分間画像の比較明合成です。このころには誰も鑑賞者はいませんでした。少し引いた絵になると余計に多くのホタルが飛んでいるように見えますね。2023年6月16日からはここでホタルのゆうべというイベントを行うそうですので、ファミリーの皆様で楽しんではいかがでしょうか。見ることができれば本当に綺麗です。
IMG_1823

蛍撮影を終えて小田原城へ移動しました。この時間には駐車場はガラガラ、人もほとんどいない状態です。菖蒲園を独占状態で撮影できました。
IMG_1766

ま、中には親子で長い時間蛙鑑賞をしている方もいましたが、公園はみんなのものです。わざとじゃないかと思うぐらい画角内ですが、がまんがまん。
IMG_1767

遠くに赤い橋を臨んで夜でも咲き誇る菖蒲は綺麗ですね。夜だとちょっと花弁が垂れ下がってますかね。手前・中間距離・赤い橋の3箇所にピントを合わせて3枚、露出を変えて3枚の計9枚撮影。その中から良い露出の3枚を選んで深度合成をしました。夢のような感じを出すために、最後にオートン効果を若干かけています。
IMG_1797

続いて昼間見ておいた紫陽花と天守閣です。本当は右手前の紫陽花群を画角に入れたらこんもり丸いので綺麗なのですが、ところどころが樹木に遮られて、奥の天守閣が天守閣を認識できなくなったので、微妙に位置を変えつつファインダーを覗いて、行き着いた場所はこちらでした。
IMG_1768

こちらも撮影、現像方法は一緒です。崖に咲く紫陽花の向こうに見える日本の城郭へのパースペクティブが見事な場所ですね。いろんな時期で楽しませてくれるのが小田原城です。次はいつ来ましょうかね。
IMG_1826

    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ