撮り記・食い記

写真を撮ったり、美味しいモノを食べたり、キャンプや車中泊をしたり、日常の日記的記録です。時々ゲーム・サッカー。

タグ:オリオン座

宇宙へ出航。

今日は千葉県房総半島の南東側の雲具合が良さそうなので春の天の川の写真、リベンジ撮影へと向かいました。まずはおにぎりで朝食です。ごちそうさまでした!
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久里浜から金谷へフェリーで渡りました。
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まずは元名海岸でお昼ご飯です。トイレがある駐車場で夏以外でしたらゆっくりと過ごせる海岸です。
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ヱスビー食品 町中華 スタカレー、埼玉県上尾の娘娘さんの看板メニュー、ピリ辛肉あんかけ飯です。
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今日は強風注意報が出ていて砂が車の中に飛んでくるほどの風です。メスティンでご飯を炊きます。
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本来なら外で海を感じていただきたいところですが、風が強いので車内で食べます。ごちそうさまでした!食後は夕日どきまで車内でお昼寝です。
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夕日を岩だらけの布良海岸で写真撮影をします。雲が良い感じになるかどうかが勝負の分かれ目です。
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かなり光を盛りましたが、夕日に向かって伸びる岩群をワントーン調で表現できたと思います。
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帰り道に道路脇の高台なところからの景色を撮影してみました。
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海と空が全面的にピンクよりのオレンジに染まり、海と空の向こうに伸びる岩礁が地球の不動さを感じさせてくれます。ゆっくりと暗くなっていきました。さて、晩ご飯でも食べに行きましょうか。今日は布良海岸近くの巴寿しを訪れる予定です。
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晩ご飯を食べた後は小戸海岸に行くために磯笛公園に車を停めました。トイレがある広い駐車場です。
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晩ご飯中に寝袋を忘れた(←寝れるかな…)ことに気づいた僕はこの駐車場で強風と就寝時の寒さに備えて綿入りパンツに着替えました。
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磯笛公園からは歩いて5分ぐらいでしょうか。小戸海岸のバス停辺りで小戸児童遊園に入っていきます。
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南向きの海岸で、20時ごろには奇岩タタミ島と向タタミ島の間に冬の天の川が立ち上がるという構図を予想して撮っています。公園からすぐに岩を見ることができます。
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予定通りの構図で撮ることができました。オリオン座と冬の天の川は見る者を優しく迎えてくれます。この日は薄っすらと肉眼でも見ることができました。岩々は道路脇のホテルの照明に照らし出されて金色に写っていましたので、金の色を強調してみました。
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ふと右側の岩を見ると何かに似ているように見えてきましたので、さらにもう1カットを。
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僕には岩が船に見えてたまりませんでした。松本零士さんもお亡くなりになられたので…宇宙戦艦ヤマトの銀河への出航をイメージしてみました。ご冥福をお祈りいたします。
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この時の潮位です。1mを切ったところでしょうか。闇夜でも長靴を履いていれば安心してもっと岩に近づくことができそうです。さあ、明日の朝は夏の天の川に会える予定です。道の駅 ちくら・潮風王国で車中泊といきますか!
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豊富!

今日の20時からは三浦半島には雲がないというSCW予測です。2023年シーズン恐らく最後のオリオン座&冬の天の川写真撮影チャンスです。しかし、夜はYahoo!天気では風速13mの強風注意報の予報です。
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岩場の方角によっては風を避けられますので、午前中には剱崎のロケハンを終えて、撮影地は松輪港か剱崎の両睨みで準備をして夕方まで松輪港でのんびりタイムです。まずはランチ。S&B からし明太子ソースでパスタをいただきます。
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今日はテーブルすら出さずに、相棒のセレナを調理テーブル&椅子として使用します。タフまるJr.でパスタを茹でます。低気温と風には弱いので風防が重要です。
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海を見ながらの食事は美味しいですね。日没までは車内で睡眠です。
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今日の夕陽は黒崎の鼻で写真撮影の予定でしたが、かつては3台ぐらい車を停めれたビーチバムシークラブ前の小さな駐車場前から北側は「私有地なので進入禁止」の張り紙があって進入できませんでした。何かマナー違反でもあったのでしょうか。こうやってアクセスが悪くなり、秘境が増えていくのでしょう。マナーとルールとゴミ問題は確実に守っていかなければならないことだとつくづく思いました。
夕日撮影地の新鮮なアイディアはなかったので松輪港でロケハンです。と空をふと見たら夕日が綺麗ですね!ひとつ撮れ高チャンスを失くしましたね。一方松輪の岩礁は、雨?高波?で潮溜まりが沢山できていました。珍しい光景です。星のワンカットはこの辺りにしましょう。
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晩ご飯を食べながら空が暗くなるのを待ちます。今日はS&B おうちで町中華を楽しもう シリーズの「東京・芝大門 味芳斎(みほうさい)」の麻婆丼。
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車外はビュービューと音がなるほど風が強まってきました。車内での調理開始です。
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ご飯を蒸らしている間にしじみの味噌汁を作って麻婆をかければ出来上がり。写真撮影旅の時は、移動時間短縮のために簡単に撮影場所でできる食べ物がいいですね。豆腐感より肉感を感じつつ、コクのある辛味がある美味しい麻婆丼でした。ごちそうさまでした!
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星景写真の撮影開始です。松輪の池の少し前での撮影です。本当は30cmぐらいでも高い場所から撮れれば潮溜まりを上から見ることができ、広がりを感じることができたのですが、背後の崖に近づかないと三脚ごと持って行かれそうな強風でした。
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三浦半島は惑星地球そのものと宇宙そのものを感じられる貴重な場所です。おそらく正面の房総半島からの光が明るいですが、そこから立つ天の川もレンズ内に納めることができました。今日の夜空は条件が良さそうです。等級の明るい星が少し潮溜まりに映りました。崖もリフレクションしていますね。
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さて次は剱崎へ移動です。間口漁港に車を停めさせていただいて、漁港の端から岩礁に入っていきます。まずは昼間に見ておいた矢の根井戸の下にある洞窟に行ってみました。オリオン座の位置が高すぎて、少し奥に入ると見えなくなってしまいます。見えるギリギリでこんな構図。逆に洞窟に見えませんので次の場所に移動します。
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次はスベリ台という釣り場のあるこんもりした岩をモチーフにします。
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本当はも少し前に出て外海を入れると海岸感が強まるのですが、強風で無理でした。スベリ台の前の岩場はちょっと汚い感じがしますね。まあ、スベリ台から立ち昇る垂直の天の川が撮れたということで満足としましょう。流木の根っこに海の死生観を感じます。
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続いてはベット島を入れた構図。ベット島とスベリ台の間から立ち昇る天の川とその間に流れ込む夜の海。というのが構図の狙いです。
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ちょっとずれましたが対称美は表現できたかと思います。南南東方面の空は暗いですね。色が黒方面へと変化しています。ここは剱埼灯台の光の影響をもろに受けますので、撮って出しでは岩は全てが緑色に映ります。大幅な色被り補正が必要となりますのでご注意を。もう少し広いレンズがあれば2つの岩がハッキリと分かると思います。
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撮影を終了しようと帰っていたところ、エビ根辺りで剱埼灯台を振り向くとオリオン座がその真上にいるではありませんか。しまったカメラと三脚をバッグから取り出して、剱崎最後の撮影は剱埼灯台とオリオン座です。しかし海岸のサキは「崎」、灯台のサキは「埼」とかややこしいですね。そして、ここでの撮影中、手前のエビ根から奥の岩礁まで何かを夢中で拾っている人がお一人いましたが、何を拾っていたのでしょうか?!会った人間はその方お一人でした。
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そして松輪漁港に帰って車中泊です。風が収まってきたので、お酒でも飲みながら久しぶりに星の光跡撮影をしてみました。23時30分から翌1時までの1時間半、ISO1600/25SS/219枚でSDカードが一杯になりました。
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露光中のカップうどんが空腹を満たしてくれました。
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こちらが駐車場からの景色+星の光跡です。止まった海面と動く天空との対比が面白いですね。普段肉眼では逆に見えているのに。最初と最後の10枚は透明度を10%づつ変化させてしなやかにしていますが、それでも星が多すぎました。次はISO800で回してみますかね。
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ぐっすり寝たあとは昨日残しておいたご飯でお茶漬けの朝食です。寒い朝にはこれが良いです。
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日の出時は雲がなさそうなので立石公園へ行ってみました。おお、いますねえ、カメラマンが。ひとりで4台も三脚を立てている方もいました。
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そして僕ともう一人のお若い方は岩場に降りての撮影です。お隣りの方は実に攻めていました。三脚、カメラ、靴、コートの後ろが波に浸かっても果敢にレンズを被写体に向けていました。波がグッと来る迫力ある絵が必ず撮れているはずです。すごいなぁ。
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僕はこの程度です。海中から撮った風な構図です。紅富士はもちろん、朝日が当たってオレンジ色に光る立石が美しかったです。改めて見ると立石ってコントラストが美しい奇岩なんですね。
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これにて三浦半島の風景写真撮影旅は終了です。撮れ高の高さに満足して帰宅の途に着きました。

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久しぶりの神奈川撮影。

今日は新月期。三浦半島でシーズンほぼラストかという感じのオリオン座と冬の天の川の写真撮影に行きました。今日の三浦半島は夜に強風が予報されていますので、撮影場所の担保として2ヶ所用意しておこうと考え、久しぶりに剱崎をロケハンしておきました。もう一つの撮影地は松輪漁港を予定しています。
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間口漁港の駐車場から三浦・岩礁のみち「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)神奈川県コースの1番コース」を歩いて行きます。漁港の最終端右側に岩場に降りていける場所があります。
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今日見ておいた場所はABCDEの5ヶ所です。
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A:ジャンボリー浜。民家の前に広がる水が綺麗な砂(貝)浜です。
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ここは日の出が良いですね。いつか撮ってみたいと思っています。
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B:剱崎道標近く。海の道が右にカーブしている感じの場所です。
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オリオン座と冬の天の川が南東方面に立ちますね。
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C:Google Mapsにはスベリ台とある岩山を臨む場所。岩礁と山がアクセント的に写る場所です。
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オリオン座と冬の天の川が南方面に45度ぐらいですね。
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D:洞窟。今まで洞窟は虫が落ちてきそうで中からの撮影は控えていました。しかし今日の季節は冬。虫はほとんどいないでしょう。ここの洞窟は浅くて、入口近くで撮影ができそうです。奥に行かなければ夜でも怖くなさそうです。
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方角もオリオン座と冬の天の川が入りそうです。本日の撮影したいポイントNo.1にランクされました。※実際はオリオン座が高すぎて洞窟に収まりませんでした…夏の天の川の下の方なら撮れそうです。
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E:剱崎無線方位信号所跡下の崖。以前に2回写真撮影を行いましたが改めて訪問。遠近感のある岩模様は健在でした。
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ここは夕日とのコラボですね。6月の夏至ぐらいが良さそうです。
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この時の潮位は120mmぐらいでした。
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さて、今日の夜の風具合はどんな感じになるのでしょうか。

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人が苦手。

さいたま市見沼のぶどう園でのお仕事。ぶどうの落ち葉をまとめてゴミ袋に入れていく作業。約600リットルのゴミ袋で90個ぐらいは落ちていました。今日で1回目の落ち葉掃除作業は全面で終了。年が越せそうです。
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仕事の後は休暇の始まりです。SCWは月が沈む23時ごろには秩父には雲がないことを示しています。せっかくさいたま市まで車で来ているのですから、行ってみましょう。
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仕事後は見沼の小春日和というスーパー銭湯に寄ってから、農作業の汗を流してから冒険用の服装に着替えます。そして出発です。
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まずは秩父ミューズパークの旅立ちの丘に来てみました。今日は雲海が出ていませんので、暗い夜道を展望台まで歩くのはちょっと効果薄かと思ったり、空が明るいので星があまり見えないことに気づきました。ならばと、撮影場所を「美の山公園」に変えました。
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ちょっと看板が違うのですが、細い道路を上がっていく秩父市側から上がっていくと、工事で途中通行止めとなりました。何やら秩父市のホームページを見ると、確かに通行止めです。皆野町側からは公園に行けるようなので、急いで今来た道を戻って、さらに北側の別の道路から駐車場を目指しました。結構長い距離と時間を無駄にしました。
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美の山公園 第一駐車場に車を停めて、入口展望台を目指します。今日は多くの方が休暇で、メジャーな夜景スポットなので沢山の人がこの展望台を訪れていました。若い方が多かったのが好ましいことです。みなさま、星空を堪能していました。
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もちろんこちら美の山公園から見ても本日の秩父には雲海は出ていません。しかし、山に囲まれた盆地の街明かりと星の光はさすがに綺麗です。三脚を使用して撮影していたのは僕を含めて2人だけでした。メジャーな撮影場所はあまり行かないので、人がいること自体がちょっと苦手で恐怖な僕です。
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月が沈む23時までは前景の街の露出に合わせたスタック撮影です。街の中央部から出ている空に向かっての一筋の光は何でしょうか。前景は街の光がハッキリと写ることを心がけました。それでもオートン効果を少しかけてフワッとさせています。
23時からはソフトフィルタ20枚とノーマルフィルタ20枚で星のスタック撮影です。アミューズパークほどではありませんが、美の山公園でも空は明るいので天の川はハッキリとは写りません。街の一条光がオリオン座を照らすイメージです。天と地の両方の光が綺麗な公園でした。
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明日はカミさんと年末の買い出し予定です。このまま寝ずにゆっくり急いで高速道路を平塚まで走って帰ります。

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冷たさとの戦い。

今日は日没後しばらくして東の空からオリオン座が昇ってくるので、東側に富士山を仰ぐ「朝霧ジャンボリー オートキャンプ場」でソロキャンプを行います。こちらのキャンプ場はシーズンにもよりますが、チェックインが8時でチェックアウトが翌日16時と長い間滞在できるのが特徴でしょう。
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ゴルフ場近くのクラブハウスで受け付けを済ませます。オフシーズンの売店もこちらになります。
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朝霧アリーナ 第2駐車場の反対側を入っていきます。
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僕は8時という早すぎる時間にチェックインしてしまったので、ほぼ全サイトにまだ昨日の宿泊者が残っていました。僕は写真撮影をするのが目的なので、どのように富士山が見えるのか全サイトを見て周りました。風景写真として富士山との間にキャンパーが写らないという条件では下記の5ヶ所と僕が宿泊を行った場所かと思います。
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①Iサイトの一番北側。
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②Mサイトのプレミアムサイトとの境。
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③プレミアムサイト。
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④Nサイトの南東側
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⑤Nサイトの道路北側。
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上記サイトは全て埋まっていましたので、僕はこの広い広場のサイトを選びました。
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隣りの黒い車の後ろの堤に上がれば…
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富士山へと続く道の構図が正面から狙えます。
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20時30分ぐらいが富士山の稜線に合わせて天の川が斜めに傾く感じです。SCWでもこの時間は雲がない予想です。
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広場サイトの水道です。飲料水としても使用できるので、持ってきた2リットルのペットボトルを使うことなく料理ができました。
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トイレはウォシュレットこそありませんが、水洗トイレ完備でした。
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場所が大体決まったので、早速お酒を飲みましょう。カルビを焼いてつまみとします。
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正面に富士山を見ながらの焼肉です。富士山レストランのオープンです。この焼肉が美味かった!
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お肉を食べた後はパスタをいただきましょう。今日はREGALOの蟹トマトクリームの魅惑ソースです。
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バナメイえびをボイルして、
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セブン-イレブンの冷凍ほうれん草に若干火を通して、
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麺を茹でます。
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できあがりです。が、失敗しました。今日は太陽が出ているのですが風が冷たくて、完成したとたんに全てが冷たくなってしまいました。う~ん、美味しくない…
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キャンプ場のいたるところに猫がいます。動物たちも残り物を拾おうと必死でした。
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富士山側からの堤に登れば反対側は毛無山です。時間があれば星の光跡と毛無山のコラボも撮ってみたいですね。
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広場サイトにも夕方がやって来て、僕を含めて4サイトだけが本日(クリスマスの日曜日)を泊まることとなっていました。お隣りの黒い車もチェックアウトしていきましたので、道路側から少し移動しての陣地づくりです。富士山が赤く染まってきました。
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望遠レンズの圧縮効果を使用して、轍の道路と富士山を近接的表現にして、富士山へと続く道を強調してみました。冠雪部全部が紅富士とならなかったのは残念ですが、赤色はこの写真のアクセントとなってくれました。
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日が暮れたので焚き火を開始しました。が、これも失敗です。冷たい風が強くなってきて炎が立たず、火が点いていても寒い状態です。やはり陣幕を買わねばいけないのでしょうか。
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気温低下と強い風でCB缶のタフまるJr.では火力が確保できず、中途半端に冷たい焼売を食べるはめになりました。
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豚塩ちゃんこ鍋も言うまでもありません。肉だけに火を通してから、ほぼ冷たい鍋をつつくことになりました。ああ、持ってきているのに…ここでOD缶の火力に頼れば良かったと気づきませんでした。
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そしてさらに悪いことは続きます。星が煌めく予定の20時10分には暗黒の雲が空を覆い尽くしてひとかけらの星も見えません。見えるからって、ここをキャンプ場に選んだのに…
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SCWもかろうじて雲なしという曖昧な雲予想に変化していました。
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21時30分まで寒空の下、空を眺めつつ待ってみました。これ以上遅くなると、オリオン座が富士山から離れてしまい、構図的にアウトになってしまう時間です。かろうじて20分ぐらいだけ星が出てくれました。何か良い行いをしたのでしょうか。
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富士山から下側は雲が絡みつく様子を見せていますが、その上は晴れてくれました。ソフトフィルタあり15秒×20枚、ノイズ除去用富士山景色×4枚を撮ったあとのノーマルフィルタ15秒×20枚撮影時は雲ばかり。富士山を小さく、思いっきり広がる冬の星空が表現できたと思います。
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この後は、焚き火を消して車中で就寝です。使い捨てカイロを6個使ってもさ、寒い…です。

翌朝はおそらく-5度の朝です。
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夜明け前です。昨日の雲は嘘のように消えていて、紫からオレンジへのグラデーションが綺麗です。が、あまりののっぺらぼうさに、ミラーレスで撮った写真はNGでした。
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では、太陽自体がきらりと出てくるのを待ちましょう。山地なので、海面の日の出時刻から遅れること約30分です。この間に朝食のお茶漬けを食べようと思っていたのですが、昨日から残しておいたご飯が凍ってしまって、急遽どん兵衛に変わりました。暖かくて良かったです。この朝に気づいています。寒冷地と風対策にはOD缶が良いことを。
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太陽が富士山の右側から昇ってきました。シャッターチャンスの到来です。
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あまりにも平坦な空の色は若干脚色しました。クロス状態の光もまあまあ上手く表現でしました。
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太陽が出てくれば、いろんな物が乾きます。お昼ご飯まで片付けの作業です。
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お昼ご飯は「ハウス スープカリーの匠 北海道産チキンの濃厚スープカレー 中辛」です。
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メスティンでご飯を炊いて、
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バナメイえびをボイルして、ほうれん草に若干火を通して、
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レトルトのスープカレーを温めるのですが、プリムスのガス缶が大きくて倒れそうです。冬の車中泊には「小」を持ってくることにしましょう。
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えびとほうれん草を入れればできあがりです。タフまるで温めながらいただきます。昨日の失敗を繰り返さないように。このハウスのスープカレーは具が大きくてとてもお勧めです。思えば、最初に食べた焼肉と最後に食べたこのスープカレーが一番美味かったですね。熱いというのは冬には大事な要素なのだと改めて思いました。
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良い休日を過ごさせていただきました。帰宅後はお仕事帰りのカミさんと食料品の買い物へ。

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