平塚ラーメンの伝説再び。

今日のランチは前から行きたいと思っていた「キッチン みどり蒸し」さん。何でも以前この場所にあった小林屋さんと太古の湯のレストランが合体したという噂を耳にしている。ラーメン、定食、洋食など、何でもあれの多メニューレストランだ。
2階への階段を上がって厚い木でできたサウナの入り口扉から入っていく。おお、地元のおっちゃんたちが昼間っから飲んでいる。これは美味しいお店に違いない。店内のオブジェも銭湯のロッカー扉をそのまま鍵付きで飾ってある。入り口横には太古の湯の看板もある。たくさんのファンから愛されていたスーパー銭湯なんだなと改めて感じるところだ。
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お客さまは僕の入店時は4組だったけれど、13時を過ぎてもひっきりなしにお客さまが入ってくる。退店時には満席となっていた。アクリル仕切りやビニールカーテンなどのコロナ対策もバッチリだ。ここに来たらこれと決めていた城門ラーメン(800円)、入れるかどうか迷ったが、辛さトッピング5倍(50円)を追加でオーダー。ラー油で辛さを調整することも可能だと店員さんが教えてくれた。グリーンのユニフォームがカッコいい!
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さて、こちらがビジュアル。何やらいろんなものが入っていそうだが、川崎タンタン麺みたいに大きな具は一切入っていない。
ではスープを一口。複雑な味が絡み合って口中に広がる。鶏ガラ出汁、醤油、溶き卵、ひき肉、砕いた海老、焦がしネギ、若干ニンニク、酢、ラー油が入っているような感じがする。そして、軽~く麺を絡ませる餡がある。軽めなので、最後の方には餡入りのことを忘れるぐらい。このスープは美味い、そして大量。平塚ラーメンは酢が定番なのか、酸っぱさがアクセントの旨味があるスープは最後まで飽きない。飽きないどころか、麺を完食後でも大量に余ったので、ご飯(150円・半ライスはなし)を投入して雑炊でいただいた。エビが効いていて美味い。炭水化物のダブル摂取だが、このスープを前にしたら止まらない。ごめんなさい、僕の身体よ!である。
麺は細めのストレート。少量の餡で全ての具を絡め上げる。うん、1970年代の伝説ラーメンをいただけて満足だった。なぜに「城門」という名前が付いたのだろう?ごちそうさまでした!
隣りのおっちゃんはビールとレモンサワーを飲んだ後にクリームパスタセットだった。どれもこれも美味そうだったぞ!
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キッチン みどり蒸し
神奈川県平塚市紅谷町4-5 2F