黄緑の時期。

さて今日は曇りという天気予報でしかも神奈川県知事のメッセージによると神奈川県から遊びで出ないでくれというメッセージだったので、滝めぐりの地獄棚→大滝→大滝キャンプ場での飲酒という計画を立てて休日を過ごしてみた。
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西丹沢 大滝キャンプ場は右。林道は左に入っていく。河内川(大滝沢)沿いの林道で地獄棚に向かう。未舗装の道路と、一般車両の進入を禁止するの看板を見るとビビってしまうが、ゲート前や登山口入り口にちゃんと駐車スペースがある。
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撮影目的は滝なので長靴を装着。朝が早くてだれも入山していない感じで怖かったので熊鈴を着用。トレッキングシューズではない冒険はちょっと足元が心配ではある。
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大滝沢の林道沿いの沢は本当にめちゃくちゃ綺麗である。下に降りてみたい衝動に駆られる。
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こんな渡渉箇所も出てくるので長靴があった方が近道を迷わず選べると思う。
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この辺りが地獄棚に行く道としては迷うところではないだろうか。大滝沢とマスキ嵐沢の合流部。写真の横に灰色の沢がマスキ嵐沢。その向こうに薄っすら灰色にある沢が大滝沢。この場所から登山道を外れて沢の方に降りて、向こう側の沢沿いに進めば地獄棚に行ける。
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新緑が綺麗な季節だ。滝周辺もそうに違いないと期待して登る。
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こんな沢を登るので長靴があると便利だと思った。
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何のはなでしょう。黄色い憩いが現れました。
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猪?鹿?2本爪の足跡を発見。熊でなくて安心。
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堰堤が見えてきます。この日は虹が見えていました。ネットには超えるのは簡単と書いてあったのですが…
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手前の沢のどこかを渡らなければなりません。
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渡った後にはロープを使って堰堤の右側を超えていかねばなりません。ここが案外大変です。特に帰りもここを通るとすれば案外急な降り道に苦戦します。
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こんな滝みたいな流れが見えたら地獄棚はもうすぐ。この矢印の途中で足場が細くなるので注意が必要です。
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このカーブの沢を越えると奥に滝が見えてきます。それが地獄棚です。
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新緑の向こうに見える滝。何だか秘境感抜群です。
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滝の下に近づくには僕的には左側の地面を使いました。右から行こうとしたら、めちゃ滑ったので安全を重視して。
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地獄棚はその名前に反してめちゃくちゃ美しい。高さも50mはありそう。そして新緑と青空がピッタリ合っていた。本当は駐車スペースで今スープとカミさん製食パンで朝食を食べようと思ったのだけれど、お腹(おしり?)の調子がイマイチで、駐車スペースで食べ物をお腹に入れたら途中で●●チが出そうだったので我慢した経緯。そこで滝前で食事。
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その後は撮影開始。空も入れたかったので、カメラはかなり上方を向いている。
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この時には誰もいなかった。対角に滝の流れを配して、後は新緑の黄緑と青い空。珍しく昼間の風景。ちょっとした長時間露光(ND)で滝の流れを表現する。定番構図だと思う。
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次は滝の右側から。
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最後の流れが角度を変えてこちら側に流れてくるのがセクシー。その柔らかな流れが表現できていれば嬉しい。オートン効果で新緑を若干ドリーミーに。
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最後はド正面にいってみましょう。
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新緑を真っ二つに割る滝。青空と合わせて渋い存在感を示す。少し昔のフィルム風な現像で。さて、次は大滝に向かわねば。
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道は大滝沢の登山道にある。沢側にトラロープの沢に降りる道があったらそこを降りていけば大滝へと向かえる。
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谷を降りると沢。結構な水量があって、どこを渡っても普通のシューズなら水浸しになりそうだ。ここでも長靴が活躍して左岸(上流から見れば右岸)に渡って滝に接近できることになった。
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大滝は倒木があって到達した場所からは記念写真ぐらいしか撮れない状況になっていた。僕は川に入って倒木をまたぎ、左岸に渡ってから撮影準備をして、久しぶりの入水しながらの撮影にしてみた。
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新緑と滝壺のグリーンが対称で表現できていれば万々歳。ここでもNDフィルターで滝の流れと壺の流れを滑らかにしてみた。春の樹木と水が清々しい。
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さて、週末の遊びはこの9時半で終わり。さあ、西丹沢 大滝キャンプ場に行って肉を焼こうよ!