久々の海めぐり。

さて、夏の天の川のシーズンがやってきた。明け方の東の空に昇ってくる天の川をシーズン最初から撮影を狙っていくのは案外初めてである。そこで、三浦半島の間口漁港にクルマを停めて、近くの大浦海水浴場で狙ってみた。
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ところがだ。星座アプリの見方を間違えて、上がってこない方向の空を見て、天の川がないないと四苦八苦している間に便意をもよおして砂浜に電気がついているトイレに行ってみたが、中は台風でぶっ壊されていた。仕方がないので往復10kmのコンビニに行き、帰ってきた頃にはもう水平線が赤い。ようやく天の川を見付けたら、今度は雲。そして南側に岩があって天の川の濃い部分が見えない。ダメダメづくしで撮影した1枚がこれ。それにしても天の川が見えね~。
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さて、気を取り直して今度は日の出を撮るために江奈湾、松輪漁港に移動だ。なんと日の出前から地魚料理松輪周辺の駐車場は車で埋め尽くされている!船釣りの人たちがまるでバスを待っているかのように並んでいる。そんな喧騒の左側に堤防から岩場へと降りていく階段がある。僕はこっち。しばらく海岸を進んでいくと、信じられないぐらいゴツゴツした平らな岩床が広がる。まずは潮溜まりで日の出前のリフレクションを狙う。
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綺麗なグラデーションが水面に写った。青から黄色への最高のグラデーションだ。無味乾燥なグレーの岩場を彩る光は美しい。
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次は日の出だ。ちょうど岩山の付け根から出てきそうだ。
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どこか別の惑星での日の出のように見える。ここは海すら見えない、ただひたすらの岩の世界だ。
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中程度に飛び出た恐竜の背中みたいな岩もシンボリックだ。
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場所はここ。
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見え方はこんな感じ。方角は南。
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夕日は通年良さそうだが、この冬の時期が余計に良さそうだ。そして夏に天の川も立つ。ここは必ず来よう。岩の惑星での天の川だ。
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次の場所はここ。
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南向きで若干高いところから見下ろす感じになる。岩俯瞰からの天の川が狙える。
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ちょっと移動した小道。
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ここも天の川を入れて撮ってみたい風景だ。
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岩マニアの僕がたっぷり岩を楽しんだ後は朝食。ガスバーナーでお湯を沸かしてミネストローネとカミさん製食パン。三浦はトンビがたくさんいるので社内でいただく。寒いところにいたので、温かいご飯は嬉しい。
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朝食後は海を見ながら熱いコーヒー。これも黄金タイムだ。
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本日の相棒。海岸にて。
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食後は大浦山海蝕洞穴付近の海岸をロケハン。
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しまった!大浦海水浴場よりこっちの方が南側が抜けている!しかも駐車場が近い。素敵な岩もある!ここで今日は天の川を撮れば良かったか!2月の後半はまだ天の川寝てるかな~??
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よっ、硬直するなよ!
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間口稲荷神社の方にも行ってみたけど、海への眺望はなく、梅かな?花と鳥居が綺麗だった。
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次は遠津浜海岸に抜ける近道はないかを探してみた。農家さんに聞いてはみたけれど、今はないとのこと。ここから南側を見ると、
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キャベツ畑と天の川が撮れそう。
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遠津浜海岸に着いた。歩いてみると、夜中でも間口漁港から歩いてきても怖そうではないし、まあまあ近い。歩いてくれば車を擦る心配もないし。
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ここいいなぁ。キャベツ畑と海と天の川。でもやっぱりクルマで来た方が便利で安全かなぁ。海岸に来るまでに2匹のタヌキにイノシシが追われてるシーンとか見たし。
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ここ遠津浜海岸は眺望と砂浜は広いし、海は綺麗だし、人は来ないし、キャンプをやっている人も多く見受ける。この日もご夫婦でテーブルをコンロを広げて海で遊びながら、デイキャンプを楽しんでいた。また新月期が早く来ないかな!さあ、三浦海岸にランチを食べに行こう!
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